就活は自分の言葉!AIとの向き合い方
7年くらい前の面接の質問
昔は面接対策の一つにAIが普及してきたらどうしますか?という質問への回答をよく練習しました。結論から言えば「自分らしい」答えをしてくれればいいです。と指導しました。多くは「共存」するが多かったです。過去もコンピューターに職種を奪われた例はたくさんあったので、その時あきらめないでどう自分の道を見出していくかが大切です、と答えている学生が多かったですね。それが現実化しました。AIと今までのプログラムとの大きな違いは「勝手に進化」していくことです。単純に従来は1+1=2というように作成者の意図したとおりになるのが、AIはどんどん勝手に進化していき成長するわけです。
訪問看護で訪問ルートをAIが考えてくれるそうです。看護師さんが無理のないスケジュールで、一人に訪問が偏らず、とっさのイレギュラーにも対応して訪問変更してくれるそうです。そうなると今までそれを考えていた看護師の管理者さんは楽になります。また共通テストの問題をAIが解いたら9割以上の正答率だったそうです。これから頭を使うことはどんどんAIに奪われていきますね。つまりAIのおかげで、問題があったことについて「考えておいて」で済むようになるわけです。そうなるとどうなるかと言いますと、人は考えなくなります。どんどん考えなくなります。AIを利用しているようでその実は「思考力を低下」させていきます。
グーグルやアップㇽ、マッキンゼーなども取り入れている
マインドフルネスという瞑想法があります。これは「今ここ」を意識する目的に瞑想法です。単純に呼吸を意識することから始まります。このやり方はまた検索していただければとも思いますが、リラックスできて集中力を高めていきます。人は本来一つのことしかできません。それが進化を重ねていくうちに同時に2つや3つのことをしていくようになりました。そうなると今までは1つ事を完成させるのに100%だったのが、同時に複数のことをしなければいけないので完成度が70%で合格点になります。それが現代です。そういうものにくさびを打ちこんだ1つが、アップルの作ったiponeです。こだわりにこだわり抜いたからこそ世界を変えた商品になるわけです。100%の完成品を目指して妥協せずに送り出したわけです。一つのことに集中してできたものです。
看護師が訪問ルートを考えることは本来の仕事ではありません。ルートを考えることにより、本来の仕事の精度が70%になります。我々はマルチタスクに優れているのではありません。優れているように見せかけているだけで、本来は1つ事しかできないんです。食事しながら味の調味料を探るようなことはしません。おいしい!と思ってスマホを見たり、話したり、様々なことを同時にします。それが当たりまえに本来の精度に磨きをかけようとしません。
多くの学生がAIを利用しているつもりが頼っています。AIは頼ると楽になってどんどん脳が退化していきます。我々の脳も進化していかないといけません。AIに頼るのはいいですが、AIのリスクは自分が退化していくことです。ですので、AIに使われる人と共存できる人との差がどんどん生まれます。格差はどんどん拡がります。
我々がAIと共存するためには、より専門的なものを見出すことです。その専門的なものを自分でどんどん高めていくことです。同時にするマルチタスクでなく、自分が何の「プロに」なるのかです。複数のタスクの中で自分が特化すべきタスクこそが自分の専門です。そこは自分で今まで以上に調べたり、関わったりしていきます。もしかしたら自分の専門はAIと競争しないといけないかもしれません。しかしそこを自分よりも人工知能の方ができるからとあきらめてしまうと退化にしていきます。AIと共存するということは自分をどんどん尖らせていくことです。
ですからこれからの就活は必ずプロを目指すようにしないといけません。どんな仕事のプロになるのかです。我々のプロの定義は収入だけではありません。プロとは収入と同時に「感動」を与えてこそプロです。経理だって経理のプロなら事前に会計ミスを防ぎ、倒産危機を救うかもしれません。それで従業員が助かり、従業員さんが「感動」するわけです。マルチタスクよりも1つの専門的な「プロ」を就活前から考えていきましょう!
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫