大企業と中小企業では欲しい人財は異なります
みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
大企業の欲しい人財。
このブログでも何回も書いていますが、大企業の欲しい人財は伸びる人です。伸びる人の根本は素直な人です。素直な人は従順な人ではありません。自ら考え、理解し行動できた上に、人の言葉に柔軟に変化できる人です。そして次に、人のお役に立つことが、自分のプラスになると心から考えられる人です。さらに論理的な思考をきちんと持っていて、感性と理性のバランスをきちんと持っている人です。そして目標目的に対して懸命に進んでいける人です。たくさん書いていますが、そんなに突飛なひとではありません。もちろん普通ではありませんが、能力に極端に長けている人でもありません。つまり野球で言うと3割バッターです。そういう意味ではバランスの取れた人が求められます。しかしほとんどの学生さんが自分の潜在能力を引き出してもらおう、隠れた能力を理解してもらおうと考えてしまうから、嘘を言ってしまったり、隠してしまったりします。大企業の面接で大事なことは、きちんと聞かれたことに答えるという事です。矛盾が生じた時点でアウトです。なぜなら代わりの3割バッターはいくらでいます。そういう意味で嘘をつくのは矛盾が生じて返ってリスクが高いんです。普段から自分の行動や言動に辻褄を合わせて話をしていくことがとてもだ大事です。例えば、社会で自分が実現したいことを考えます。その考えがA社ではこうして実現し、B社ではこうして実現するというアプローチの仕方が会社によって異なります。実現したいことは同じなので、本人にとっては矛盾は生じません。しかし会社ごとに実現したいことが異なれば、必ずそこに矛盾が生じます。つまり自分が幼少期から現在まで積み上げてきたものと、社会で実現したい未来を一致させれば、あとは価値観だって、未来へのビジョンだってどこの会社でもアプローチを変えるだけなんです。そういう意味でも大企業を受ける場合はきっちりと過去から繋がる今の価値観、そして過去から繋がる未来へのビジョンをしっかり考えていく必要があります。きちんとすべてに矛盾を生じさせない事なんです。
自分のかくれた潜在能力は自分できちんと引き出そうとしてください。どうも学生さんの話をきいていると自分の隠れた能力をわかってもらおうと思っているようです。今はブログやインスタグラム、ユーチューブなど自分の能力を発揮できる場、個人の能力をアピールできる場はたくさんあります。そういうことをせずに見つけてください、というのは少し無理があるような気がします。
大企業でも急成長した企業は個性を出してください。
最近の急成長した企業、楽天やDeNAなどのITを中心にした企業は個性を重視していると思いきや大間違いです。大企業は組織です。個々で成果はあがりません。だからこそ、理念がとても大事です。楽天なら楽天主義です。そういう理念が従業員の求心力になり、判断基準になり、その理念が軸となり個性が伸びます。個性があっても軸がない限りそれは自分勝手になってしまいます。楽天主義に則った上で個性があって初めてその個性が羽ばたくのです。大学生さんは自分らしくと言いますが、自分らしくには必ず軸が必要です。そういう軸を明確にしていくことが大切です。しかしそういう軸はなかなかできません。だからこそメンターが大事です。
うちの学生さんでも何人かは、なぜ通過できたのかわからない?と言っている学生さんがます。一次面接でも上手に話せなかったし、GDでも話せません。でも次に行けているんです。この要因は、経歴が物を言っているんですね。学歴や資格などです。資格と言ってもトーイック800点とかはざらにいます。トーイック700点あれば問題ないので、800点あろうが900点あろうが同じです。特殊な資格を持っている場合はいいですね。それが何かはわかりませんが、少なくとも秘書検定やビジネス検定ではありません。宅建も有効かもしれません。公認会計士は絶対的に有効です。そういう国家資格を持っている場合、と英語以外の外国語です。今で言うと中国語はとても有効です。英語と英語以外の語学を使える人は次に進みやすいです。そして出身大学です。何かいま一つだけど会っておこうか、となるわけです。大企業の基本はミスをしない、ということは人事面でも同じです。「なんでこいつを通した?」となるわけです。それを説得させられる材料は、部活の成績、資格、そして出身大学です。そういう意味でも大学生から使える外国語は絶対勉強しておくべきでしょう。ですので逆に言えば、出身大学がそこそこの大学でも語学を日本語を含めて3つ以上話せる人は優遇されるというわけですね。
大企業には大企業の理屈があります。これは楽天であろうと三井系であろうと同じです。集団で成果を上げれる人財をどう確保するかです。そういう意味では隠れた潜在能力をわかってもらおうとするのではなく、自分を積極的にアピールしてください。どこの企業も同情では採用しません。根拠のない能力は大企業では通用しません。自分の能力にきちんと根拠(成績や表彰など)をつけましょう
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