4回生8月からの就活
内定をもらえないのなぜ
内定をもらえない理由の多くは、①話す内容と雰囲気が違っている。例えば”挑戦心”が自分の強みならば、挑戦してきたことでしょう。でもいざ会ってみるとそういう雰囲気がないんです。深堀して聞いても自己満足的な挑戦にすぎない人が多いですね。②この会社に入社したい、という意思が薄い。会社が内定を出す一番大きな理由は、この会社で働きたいと感じているかどうかです。それを計る質問は多々ありますが、代表的なことは企業研究をどれだけしているかです。表面的な話しかしていない様であればそれは決まりません。とりあえず大手ならどこでもいいから応募しようとしていた結果が現在の結果になっているわけです。③能力が低い。能力を計る試験はありますが、それ以上に質問したときに口頭試問のようなこともします。その返答の仕方やや内容で判断された能力がペーパー試験の能力と比例していれば即アウトです。大学時代に対して勉強していない学生さんはこの面接内での口頭試問でアウトになるんですね。
このようにまずは内定をもらえない理由をきちんと分析すべきでしょう。その上で、具体的に話すということを意識してください。抽象的に話されると質問している側は「応えれていない」と判断されます。
8月からどうすればいいか
大手の場合これから内定を出していくのは内定辞退者による欠員補充です。予定していた人数を確保できなったわけです。ですので学生側はそれを見越したうえで面接を受けてください。欠員補充の一番はこの会社に入りたいと思える熱意を感じられるかです。内定辞退した学生よりも「優秀」と思われないといけません。その第一は企業研究です。この時期に受ける学生の多くは、とりあえず応募する学生が多い分、企業研究がおろそかになっています。企業研究をしているかどうかをわかってもらえるのは「逆質問」の時です。この時にきちんと成果を見せれるようにしておきましょう。逆質問の内容が明確に企業の内容であれば、そこまでの面接の内容が多少悪くても、意欲を買われ印象が変わります。決まらない学生の多くはズボラなんです。アルバイトの面接とやり方が同じなんです。HPは見るけど眺めるだけ。大学1回生でもできることをしているにすぎません。
今の時期に来年にもう一度就活をして行こうと思うならば、「なぜ内定をもらえなかったか?」を今一度考えなおしてください。そこが改善できていないと来年も同じです。今年内定をもらえなかったのは、今の自分に魅力がないんです。決して人間性を否定しているのではありません。魅力ある人間になるためには、チャレンジすることです。
うちの学生さんで、1年間現地のディズニーランドのインターンに行った学生さんがいます。その時期は3回生3月~4回生の3月までです。1年大学を休学してフロリダのディズニーに行きました。戻って来て就活を始め、行きたい企業に数社内定をもらえました。彼女は、「この1年の経験が大きかった。もしディズニーに行っていなければ内定を数社もらえることはなかった」と言っていました。アメリカから帰ってきてすぐに就活なので出遅れでしたが、いざ始まるとそんな遅れなどなんでもありません。魅力ある人を企業は欲しいんです。
大手に就職する一番の近道は「大きなチャレンジする」ことです。チャレンジはリスクと並行します。自分にとってのチャレンジと人が聞いて納得できるチャレンジは違います。人が納得できるようなチャレンジをすると就活は簡単に決まりますよ!
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫