話が苦手な人は一つのエピソードを深堀しまくって!

みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

エピソードが少ない人がなぜ採用されるの?

エピソードは多いにこしたことはありませんが、エピソードが1個しかないからといってダメな訳ではありません。一つで採用されている人は多くいます。大事なことは過去→現在→未来への一貫性です。簡単に言えば、そのエピソードから過去の深堀りをしてその根拠が未来への展望とリンクしているかどうかです。一つのエピソードの苦労したことから、なぜそう考えたのか遡り、挫折になり、考え方が変わり、行動が変わり、それが今にどうつながり、どういう社会にしていきたいのかが繋がっていけばいいんです。採用基準は企業によって様々ですが、志望動機と会社でやりたいことがしっかりと明確にわかりやすくなっていればそれが一番の採用基準になります。大事なことは未来です。会社を通して社会をどうしていきたいのかです。その社会をどうしていきたいのかの根拠が過去です。だからその根拠が本気がどうかを知りたいからしっかりそのエピソードの深堀が大事なんです。

若い企業は感性重視!伝統ある企業は価値観重視!

創業からが短く上場している企業の場合、共通していることはスピード感です。だから感性をとても重視しています。学生さんの話し方や、中身、経験、未来への考え方など話を聞いている人が、即決して途中を飛ばしてすぐに役員や最終面接に行くケースがしばしばあります。学生の考え方や経験体験、そこから形成された価値観がその企業に合うと感覚でわかるんでしょうね。こういう学生の多くは経験体験から裏打ちされた愛嬌があります。愛嬌は雰囲気です。そういうものが強く出ています。だから企業側も「こいつは伸びる!」と感じるんでしょうね。

かたや伝統ある企業はそういうステップはなかなかありません。ある意味で堅実です。人財に関してはある一定以上の能力を求めます。その能力があると成長しやすいという事です。つまり伸ばすシステムがきちんとあるのです。その典型がトヨタです。トヨタとマツダを例にとりますと品質の部分では大きすぎる差異はありません。マツダには独自のエンジン技術もあり、スカイアクティブです。その他にいい悪いは別としてデザイン性があります。つまり大きな技術的なものに日本製の車で差は極端にはありません。しかし新車登録数においてはトヨタは150万台、マツダは17万台と訳9倍の差がつきます。これが要は人の差になります。人が人を育てる社風が、トヨタは技術者から販売会社まで一貫しています。その一貫性は下請け会社にまであります。この関連会社も含む「カイゼン」こそがことばでは簡単ですが実施することが難しい社風なのです。1歩間違えればそれはある意味でのパワハラであり、下請けいじめにつながります。しかしパワハラや下請けいじめと感じるのは受け手側です。そう感じさせない教育がトヨタにはきちんと備わっているのです。それがトヨタの圧倒的な強みです。大きな技術で極端に差は中くても一つの部品、一つに工程、一人の販売に極端に差があらわれています。我々消費者にとってディーラーが主に関わりますが、そのディーラーが全然異なります。マツダのディーラーが悪いというのではなく、トヨタが良すぎるということです。これはあくまでも私の主観です。登録販売台数の9倍の差というのは技術力ではなく教育力にあるわけです。

返答の仕方こそ自己PRです

企業からは様々な角度から質問されます。質問に返答するのは「質疑応答」になぅてはいけません。質疑応答ではなく自分の強みをきちんと感じさせてください。強みを感じさせる返答をしてください。企業は皆さんの強みを買い取るわけです。その強みが自己PRを聞かれたときだけでなく質問の節々にでないといけません。うちの塾生の失敗例の多くは、キレイな言葉や難しい言葉でしのごうとすることです。それでは言葉ばかりを選んでしまいせっかくの自分らしさが消えてしまいます。自分らしさを表現するためにはまずアンサーファーストを心がけてください。そうすることで言葉に重みが増します。このブログでも何回も書いています。結論を後にした場合は、話しているうちに話がずれやすいのと、話が長くなりやすいのです。結論を先に言うことで、ズレや長くなることがなくなります。ただし、今までのように話しながら考えることがない分、しっかりと考えないといけません。

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