上場しているからいいわけではありません
みなさん~、こんにちはー、大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
東証に上場する基準は、時価総額、従業員数だけでいいますと、一部は250億、2200人以上、二部は20億、800人以上、マザーズは10億、200人以上です。こう見ると一部の壁は高いですね。しかし二部やマザーズに上場し、一部に昇格するには時価総額40億でいいんです。この違いをよく理解していきましょう。
今コロナの影響で、時価総額は軒並み下がっています。ヤフーファイナンスでみると一部上場で時価総額が一番低い会社がアトラ(株)で15億です。次が井筒屋で16億です。40億にも満たない企業は84社もあります。時価総額は株価で変わりますから、あまりこの数字を鵜呑みにされても困りますが、40億に満たない一部上場企業もたくさんあるという事です。島根銀行も32億です。島根銀行は髭damで有名ですよね。メンバーが以前働いていたとかいないとか。
このように上場していても内部昇格という手法で昇格したら、昇格しやすいのです。
みなさんはこういう危機的状況の時に安心して働ける会社に就職したいと思う学生さんも多いと思います。その時に時価総額と従業員数をきちんと見るようにしましょう。
次に株主構成比です。株主構成は会社の意思決定に大きく左右するものです。
これは上場していれば、有価証券報告書や証券会社の四季報でも個別で調べられます。この時に、日本なんやら信託とは機関投資家です。年金機構や投資信託会社のことです。ですので、こういうもの以外に個人名や企業名がどういう割合であるのかを見ないといけません。またバンクオブニューヨークなどの名前も出てきますが、これは海外の機関投資家です。海外の保有率が高いのもある意味経営に信用が高い証拠を表しています。
学生さんは上場という言葉に踊らされることなく、その会社の経営の実態をよく調べることを心がけましょう。
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫