ESはまとめて書く。面接はまとめて話す。具体的に!

みなさん〜、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

面接で具体的で論理的に話すことがむつかしい。

ここ最近、実は学生さんと面談していて気になったことがあるので、書きますね。実は具体的に話して、と言っても具体的に話ができない人が多いんです。しかもその話はどんどん難しい言葉ばかり多用して尚更、私の頭では理解できないようなことばかり話します。

どうも論理的に話すのは、難しい言葉を使うと誤解しているようです。だから具体的にが、難しい言葉で話そうとしてしまうようですね。

論理的に話すというのは、まとめて話すという事です。

私はよく、ESでわかりやすく書くための指導として、因数分解の要領です、とお伝えしています。つまりまとめるという事です。ガクチカを書くときに、問題→感情→行動→結果、という順番にまとめて書くわけです。そうするとわかりやすくなります。問題があって行動して、また問題が行動してして、そして結果が出て、といういい方になると言ったり戻ったりを繰り返していくことになります。まとめてはなす、まとめて書くという事を心がけてください。

次に、意識することは、具体的に話す、ということです。この具体的が難しく、具体的にどう話すかです。よく間違えて言う人の特徴はむつかしい言葉を用いることです。難しい言葉の意味があっていれば問題はないですが、相手に伝えるという観点から考えれば、いかにわかりやすい表現をするかです。論理的ということは、難しい言葉で表現すればいいと考えている学生さんも多いようです。具体的にの典型が、例を用いて説明することです。この例が使えないのです。私も学生さんと話をするときに、わかりません、と言われます。その時の情景や自分のイメージを話せばいいのですが、学生さんの頭の中は言語になっているのでおそらく頭の中に映像は何もなく、黒くなっているだけのようです。

だから最近は、頭に絵や情景を浮かべることを意識してもらっています。聞き手は話を聞きながらイメージします。エピソードトークの内容は特に、聞き手は自分で勝手に言われていない、背景や時間帯、BGMなどを勝手にイメージしながら絵に落とし込んで聞いていきます。だから話しても文章ではなく、自分のイメージをきちんとわかせて話すように伝えています。具体的にの例が本当にできないんです。

聞かれていることとズレる人は、まとめれない。

聞かれている話とズレる人は、まとめれていないんです。例えば、自己PRはなんですか?と聞かれると、まずは一つ答えを用意してほしいのです。あきらめない心、とかを伝えてその根拠を話します。もっと言えば、コロナ後の世界はどのようになると思いますか?などと聞かれれば、「今はオンラインが主流になりつつあって便利になると思いますが、やはり人の温かさや感情の触れ合いを求めて、再び人は対面で接するようになります」などの答えを用意してから、その根拠や時期などをきちんと話していきます。これはアンサーファーストの手法ですが、普段こういう話し方にはほとんどの人は慣れていません。アンサーファーストの方が聞き手は聞きやすいですが、話してはぎこちなくなってしまいましので、この自分の答えの部分はゆっくり話したり、大きく話したり、して強調してくれればいいです。根拠から話して、最後に答えでもいいですが、その伝えるべき部分は強調してください。

ズレる人はその答えを持たないまま話し出します。コロナ後の世界はどのようになりますか?と聞かれても、コロナは去年の2月のクルーズ船から日本は入ってきて、2月の時点で外国人の受け入れを中止しておけば、日本の国内産業のダメージは少なかったはずです。しかし今は嘆いていても仕方がありません。ワクチンを待って、集団免疫をつけることで、経済は回復します。と答えたとします。聞いている側はコロナ後はどのような世界になっているかを聞いているわけで、経済はもちろん復活しているのはあたりまえなんです。経済回復を聞いているわけではなく、どのような世界になっているかをきいているわけです。ずれる人の多くは、答えを持たずに話し出すからどんどん話がズレていきます。辛坊治郎さんが、森元総理の発言を受けて「話の長い人は、人の話を聞かない人ですね」とおっしゃっていました。本当に納得します。ずれる人は話を聞いていないから、ズレるんです。思い込みで話が進んでいくんです。だから、聞かれたことにまずは、一答してみてください。それが分かって話し出すとけっこうすんなり話はしやすくなります。

ただ、問題があるのが、こういう質問はある意味曖昧だから、学生さんは確認する習慣が大切です。確認することで返答の仕方が変わります。あまり思い込みで話すぎると相手の質問とジレが生じるので、緊張するのはわかりますが、なるべく冷静になって返答してください。思い込みで話さないようにしましょう。

内定をもらえる人は人間的な可愛さのある人

これは見た目の可愛さではありません。人間的な可愛さです。つまり元気良さです。このブログで何回も書いていますが、元気良さのない20代はそれはもうだめですね。目に輝きが必要です。その輝きとは、未来への願望です。未来の根拠が過去の行動です。だから過去の話はきちんと整理して言えないといけません。この過去ばかりに囚われて未来を用意していないから厳しくなります。目を輝かせて目で物を言うくらいの気持ちで未来を語りましょう。

大人しいのがだめだと言うわけではありません。ただ絶対にだめなのは、お上品すぎる、と言うことです。最近の学生さんはそう言うところがうまいのか。お上品すぎる人が多いです。まだ22歳から25歳くらいなんでそこまで丸くならなくていいんです。うちの学生さんで無理に元気良さをアピールした学生さんがいます。普段は大人しいのですが、面接練習ではとても元気にハキハキしています。本当に真逆になっていました。これは急にはできません。普段からそう言う一面を練習しています。だから本番でも上手くいきます。そのためにはまずは声出しです。声を大きく出す練習をしてください。

私はそういうタイプではありません。といってしないこともいいと思います。それで採用されるならそれでいいですが、あくまでも採用不採用は相手が決めることです。自分の素が自分らしさと考えているならそれは大きく異なります。自己PRと長所短所の違いと同じです。会社に必要なものは自己PRです。そう考えるとある程度、その会社に必要な能力を示す必要があります。私のこう言うところが御社で生かされます、と言うのが大事なことです。その活かす部分もまだまだ未熟ですので、それを伸ばさないといけません。その能力を鍛える、伸ばす前提が若さの要因です。だから若さ=元気をアピールするのは当たり前のことなんです。自分が即戦力と言うのは誤解です。その会社にとっては、まだまだ自分は未熟な青年であると言うことを自覚していきましょう。

絶対に間違えたらいけないことは、採用不採用は相手が決めることであり、自分らしさは素の自分ではありません。自分の伸びしろをしっかりアピールすることが大事なんです。元気良さは万人共通です。お上品さを意識して丸く収まっている人ほど、人間味が面白くありません。面白くないから見せかけのお上品さで騙していくのでしょうね。

≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫

https://www.sankei.com/premium/topics/premium-31847-t1.ht

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