運の強さをアピールする大切さ!

みなさんー、こんにちは〜。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

創業者には運の強さは喜ばれます。

うちの学生さんで運の強さをアピールして就活を上手く乗り切った学生さんがいます。

松下幸之助は昔、学生を採用するときに「君は、運はええほうか~?」と絶対に聞いていたそうです。それはニトリの創業者のニトリさんだってそうです。創業者ではないですが、あの柳井さんだってそうです。運の大切さをどの創業経営者は知っています。

会社を大きくするのは、実力だけではありません。運の強さが不可欠なんです。

運の強い学生さんの話

うちの学生さんで、運の強さをアピールした学生さんがいます。その学生は全国大会の予選で敗退しました。しかし審査員特別賞と名目で全国大会にすすめて、しかもその大会で2位の成績を収めました。特別賞も実はその場で言われたのではなく、その夜に電話がかかってきたのです。さらにパリに旅行中にパスポートをなくしてしまいました。観光どころではありません。落ち込んでいたところそのパスポートを拾ってくれた人がいて、連絡があったそうです。さらにイタリアでは、雨が降ってきたときに、金髪の美人が、自分だけ傘にいれてくれたそうです。

さて、実はこの話はどれもこれもそれほど運がいい話ではありません。世間的にはよくあるかもしれない話です。どの学生さんも実はこれくらいくらいのエピソードは持っているはずです。ではなぜ、この学生さんは運の強さをアピールしたのでしょうか?

アピールする人を間違えたらいけない!

誰でも彼でもこの話をして納得する人は少ないでしょう。かといって創業者に合うことは最終面接まではありません。この学生さんは初めにこの話をいろいろなところでしました。しかしどの会社もノリがよくない、といわれました。私はこの話をしていい企業の条件を話ししていたのに、その条件以外の所で話していたのです。その条件とは①創業経営者が今も健在な企業。②理念型の企業。この2つです。しても何の反応もない会社は、NTTやJTなどの元国営企業などです。そして創業者がなくなってM&Aされている企業もそうですね。運の大切さを知っているのは創業者くらいです。しかもその創業者の考えがきちんと浸透している企業です。創業者もどちらかというとあまり学歴の高くない創業者さんです。

そういう会社でないとこういうある意味で非科学的な話は好まれません。創業者が理念や苦労、しかもある転機の話を従業員さんに絶えずしているのです。だから人事の人もそういうことを理解できているから通そうとするわけです。

松下幸之助はなぜ運のいい人採用していた?

運は非科学的だと先ほど述べていますが、実はそうではありません。運もいいも悪いもどの人もだいたい半分半分なんです。つまり運のいい人、悪い人の違いは、考え方です。ものの見方だけなんです。例えば審査員特別賞に選ばれたら、ほとんどの人は私の実力である。実力があるから全国2位なんだ、と思います。ただ発想はあくまでもツイてたツイてた、と考えて、次こそ実力をだして見せるという事で2位になるわけです。パスポートを拾ってもらっても、大抵の人はありがとう、なんです。それをツイていると発想にはありません。つまり運を味方につけているのではなく、そういう風に見ていくから、運が味方についてくれるのです。

いいも悪いも見方次第です。仕事をしていると落ち込むこともよくありますが、見方を変えられる人が成長できるのです。上場している創業経営者のほとんどは、想いの強さを実感しています。想いが強いとその方向に必ず進むと実感しています。進んでいく方向を見ようとして見ているだけなんです。だからそういう想いの強さを持てる発想の根拠が、物の見方というわけです。

神頼みが運だと言っているわけではありません。運は真剣に頑張っている人にしかきません。松下幸之助もGHQから財閥指定を解除されたときに、「懸命に事業に取り組んできたから、神さんが助けてくれたんや」とより『企業は社会の公器」を強く思い、仕事に精進していったといいます。

あきらめるかあきらめないかは発想と物の味方の違いです。どれだけ物事をきちんと見ていけるかで仕事にしかたがかわります。こういう話はどうしても雇われ社長には分からないところでもあります。そういう社長の元では運よりも論理性を重視されていきます

だから企業やその相手によって話し方を変えないといけません。

任天堂

コロナ禍で任天堂は高収益を上げています。任天堂は本当に強い会社です。山内さんのゲームは娯楽だという発想から、無理な多角化に進んでいないことが勝因なんでしょう。ソニーも好業績ですが、ソニーは様々な事業を営んでいます。だからある部門の業績が良くても、他部門が足を引っ張るということは往々にしてよくあることです。任天堂の関連会社もゲームに絡んだ会社ばかりです。これも山内さんの遺志を受け継いだ経営陣の考えなのでしょう。無理な経営はしないということです。ヒット商品を作るのは人です。1人ではありません。だからこそ、ゲームを好きな人を集めるからこそその衆知がすごい商品を作るのでしょう。ゲームが好きなのに住宅販売させられたら働く側もたまぅたものではありません。企業の業績が上がれば多角化は避けられませんが、別の見方を多角化せずに企業の軸をブラさずにつき進むことでより強い商品が出来上がるといういい事例ですね。シャープは液晶に集中しすぎて負けたわけですから、1点集中は怖いところではありますが、任天堂はそういうむちゃなことはせず、業態に対して集中しているのでシャープとは全然違うというわけです。

いい商品を開発している企業が残るという原則は未来永劫変わりないですね。

≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫

https://www.sankei.com/premium/topics/premium-31847-t1.ht

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