論理的と理屈。就活は論理的に!

みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

誤解されている論理的!

就活で論理的な話し方はとても大事です。そういう話し方をしているにも関わらず、なかなか選考が進まない学生さんがいます。こういう人達の多くは実は「理屈」と面接官にとらえられています。では論理的と理屈の違いを簡単に書きます。論理的は、客観的に話が成り立っている、のに対して、理屈っぽいのは、主観的に話が成り立っている、ということです。論理的な話は、結果を生み出すプロセスが客観的なデーターや論拠(理由や一般的な傾向など)に基ずいています。それに対して理屈は主観的な感情で話をします。つまり聞いている側は自己満足的に感じてしまうんですね。よく屁理屈いうな!と言われる部分は、一見話の筋は通っているようでも、何か腹立つ、ということですね。これは主観的な話を自分の都合に合わせて話しているからです。

主観的な話を客観的な側面で話すようにすれば、これは論理的でもあります。授業時間が90分のゼミが毎回30分で終わるゼミがありました。90分を30分で終わるのはおかしいので、Aさんがそれはおかしいと主張したら、賛同されてみんなで90分しっかり授業できるようにした、という話があります。これは実際にうちの学生さんの話です。この話は、理屈っぽいですね。そんなことを主張するだけで賛同する人は少ないはずです。大事なことは、なぜ30分で終わったのか?それがどういう事をして90分になったのかのプロセスが問題です。そのプロセスこそこの話で最も伝えないといけないところです。訴えるだけで賛同される可能性は低いです。ではなぜ賛同されたのでしょうか?

まずは友人に話します。それでも相手にされません。飲み会でやんわりと周りの人に訴える、それでも賛同されません。そこで授業で発表する人の内容をまずは先に聞いておいてて質問を準備します。それでも間がもちません。今度は仲間内だけで発表→質問→逆質問と予行練習をしていき、授業を活性化させていきます。そうすると徐々にその授業に参加しようという人も増えていきます。そして発表の前の予行練習会を開きます。そうなるとどんどん議論の中身がわかり、発表者の逆質問も増えて授業が活性化されていきます。そして後期の秋には、授業時間が90分でも足らないくらいになったわけです。そしてこの経験での学びに繋がります。

この話のポイントは発表の前の発表をすることで、聞いている人が内容を把握できるようになり、聞き手に調べる時間ができたことです。この発表前の発表は、おかしいと訴えかけることで何人かが賛同して解決策を考え、実行したことです。このポイントをきちんと話すことです。理屈っぽい人はこのプロセスをとばして、自分が訴えて90分にかわったとなるわけです。この大事なプロセスをきちんと簡潔にまとめた話ぶりができているかです。成果を生み出す行動をきちんと客観的に理解できていないと話ができませんそれが論理的な話し方になるわけです。

一人で行動は変えられない!仲間がいるから行動が変わる!

論理的な話に聞こえていてもそれはどこか理屈っぽく感じられます。それが問題です。客観的なプロセスや論拠を明確にして話すようにしていきましょう。就活で大事なことは、雰囲気→話の内容が雰囲気と合致しているか→話がわかりやすくまとめて話がでいているかです。仲間のおかげで自分がどう変化してそれがどう結果に結びついたのかを明確に話しましょう。

独りよがりの、私が私が、のような話は余程のことでない限り、面接官に受け入れられません。無理に周りの人のおかげで、という話にする必要はありません。ただ自分の行動をよく振り返って、なぜそういう結果を生み出せたのか、を考えてみてください。そこには必ず周りの支援があるはずです。そこに気づくようにしましょう。就活はシビアです。結果は自分に返ってきます。単純に悪い結果は、企業の求めている人財ではないということです。自分の雰囲気と話す中身が企業には受け入れられないという事です。

企業は必要な人財だけが欲しいのです。それがペーパーテストで測る能力ではありません。対面で話をするだけです。面接官は主観的に判断します、だからこそ就活生で求められるのは、客観的な話の中身です。誰が聞いてもそれはそうだよね、と納得できるプロセスです。説得は頭の理解です。だから腑に落ちないこともあります。納得できる内容にしていきましょう。

この時期悩む学生さんは多いですが、自分のガクチカが理屈っぽく話していないかを今一度考え直してみてください。

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