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2024年度の国際収支が過去最大の黒字

国際収支の経常収支が過去最大307兆3700億でした。国際収支の中でも海外からの配当金や海外への投資などの1次所得収支が円安の効果もあり、過去最大黒字の41兆円です。それに対して、輸出額から輸入額を引いた貿易収支は4兆円の赤字。サービス収支は訪日客の増加により旅行収支は過去最大の6兆円の黒字。それに対して、ネット広告などのデジタル収支は6兆円の赤字です。社会のデジタル化が進むにつれ、米グーグルや米アップルといった海外のIT企業への支払いが増えているためです。

国際収支の黒字はあくまでも投資がと為替がメインであり、実際の稼ぐ力の貿易に関しては真っ赤赤です。さらに世界的に見てデジタル化は否めません。その世界の主流であるデジタルはグーグルやアップル、マイクロソフト、メタ、アマゾンなどに抑えられてこのままずーーーと大赤字です。観光立国として日本の文化を大事にしていくことが日本の強みになっています。技術大国日本、メイドインジャパン、と言われた日本ももう存在しません。今の日本は、過去の文化を大切にしていき、守り抜いて、観光国として生き抜いています。

このブログで何回も書いていますが、スマートフォンはソニーが開発すべき商品だったのです。デジタル分野はどう考えても日本のお家芸になるはずだったのです。しかし昔の日本は、世界ホンダの本田宗一郎、ソニーの盛田昭夫などの天才が多数いましたが、ビルゲイツやスティーブジョブズなどのような天才がいなくなっています。ですからお家芸になるはずのデジタル分野で大きく差を拡げられて、今や参入できない状況です。そう考えるとグーグルという組織がいかにすごすぎるかは一目瞭然です。

就活生はこの国際収支の結果を使って面接して行こう

この国際収支は日本企業にとっては、本業ではなく、投資で儲けているという証でもありますから、それを逆手にとってに企業面接していきましょう!つまりは「資源のない日本は技術しか世界には勝てない」ということを訴えながら、企業を受けていくんです。基本的に日本企業は「モノづくり」に絡んだものが多いです、卸業だってメーカーから小売りに渡します。モノづくりのメーカーとは直接取引が多いので、間接的には「モノづくり」にかかわっています。そういう意味である程度の業態であればほぼ「モノづくり」に絡んでいます。今こそ、モノづくり日本の復活を掲げて、本気で取り組むいい機会です。

おもてななしの国もいいと思います。観光立国として、サービス精神を大切にして世界が訪れたいと思う国になることはすばらしいです。その反面、国の強さを示す為替に関しては、どんどん差が開いていきます。為替は所詮、需要と供給です。貿易で赤字だということは、円からドルへの換金が多いということになります。そしてデジタルに関しては、我々の生活に密着しています。デジタルのコンテンツは全てアメリカのものです。グーグルしかり、iponeやマック、マイクロソフトなどすべてプラットフォームやハードはアメリカ製品でソフト面で日本のものが多数あります。しかし大元がアメリカ製品なので結局は、円で仕入れても最終的にはドルに自然と換金されます。我々がネットを使えば使うほど、自然と円からドルに換金されているんです。ですからドルが強くなって円が弱くなっていきます。そうすると経済はどんどん弱っていくわけです。

本来のモノづくり(デジタルコンテンツも含む)で強くなっていかないと、「投資はあくまでも他人様の製品やサービスの運用益です。自分たちの力で経済の強い日本にしていきたい!」そういう強い想いを持って、製品作りの会社やメーカーに就職していくことが大チャンスなんです。

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