三菱地所インターン廃止
インターン廃止はいいのかわるいのか?
三菱地所がインターンを廃止しました。理由は学生らしい生活を送ってもらうためだそうです。「フーン?」と思います。問題は日本のインターン制度にあります。多くの学生はインターン参加→早期選考→内々定と思っているようです。この早期選考が問題です。うちの学生でも早期選考をした学生と早期選考してもらえなかった学生さんがいます。早期選考したからと言って内々定をもらえるとは限りません。学生が3回生でインターンに参加していろいろな企業を知ることは非常に大事なことです。うちで就活終了した学生に、「もし1年前に戻れたらどうしていますか?」聞くとほとんどの学生が「もっとインターンに参加すればよかった」と答えます。その多くは「表だって知っている企業(CMなどで認知度の高い企業)よりも、実は世界シェアトップクラスの会社だったとか、あとからそういうすごい会社ということを知ったので、事前にそういう会社にもっと行きたかった」と言っています。学生にとって勉学は必要です。しかし多くの学生は科目を学習しているだけです。その科目を学習し、そこから興味を持って深入りする勉強している人が少ない気がします。アルバイトやサークルなどでリーダーをしている学生はいます。学問を頑張っている学生は、うちの塾生では理系の一部の学生さんだけです。多くの学生は科目を懸命に勉強しているだけです。正直に言って、アルバイトでリーダーをすることは立派ですし、アルバイト先で教育されることも大事なことです。学生は学業をすることが一丁目一番地です。学業をないがしろにするなら、インターンに参加していろいろな企業を知った方が絶対にいいと思います。リーダー経験や集団での役割を、就活の学生に問う方がよほどナンセンスです。集団での役割は入社した会社でどんどん経験していけばいい話です。インターンを廃止するということは、見方を変えればインターンに参加した学生に内定を出しても辞退されるからのような気もします。
学生さんにとって魅力ある企業の多くは、①ワークライフバランスの充実、②企業の教育制度(自分へのフォロー体制)、③仕事へのやりがい、④福利厚生、⑤給与です。②と③の順位はあるでしょうが、おおまかに間違ってはいないと思います。
学生さんは大きく大きく成長したいと強く望んでいます。成長するためには、「余暇」がないと心と体の休息は絶対に必要です。ですから「自己成長」する土台と仕事への「夢」こそが学生さんが求めているものでしょう。ですから学生は有給の消化率や福利厚生を聞きたがる本心は休みたいのではなく「成長」するためのフォロー体制の一つなんです。一流の人はONとOFFの切り替えが上手だとよく聞きいます。今の学生が求めているのはそこなんです。
電通の悲しい出来事
過去に電通の新入社員さんが自殺しました。東大卒の彼女が、厳しいことを言われ続けて「自分はしないといけない」と自分の能力を信じたのでのはなく、義務になっていてその基準にさえ届かない自分に嘆いたことでしょう。これはフォローする仲間がいなかったことが大いなる問題です。声掛けはしていたのでしょうが、きちんと休んで心をリフレッシュできる体制を整えれていたのでしょうか?
上手に休める人が、大きな成果を生み出します。社長さんで「休みなく働いていて成果を上げている」と言う社長さんがいます。彼らに共通しているのは、時間を管理されていない、という点です。彼らは時間を管理されず自分のペースで仕事をしています。だから1日の中で休みたいときに休み、資料など構成は自分で、準備は部下任せなので面倒なことは部下にやらせることで、結局はやりたい事だけをメインにやるから苦ではなくなります。しかし多くのサラリーマンは面倒なことをしないといけません。だからリフレッシュする時間が必要なんです。若者の多くはスクールカーストを経験している分、自分への否定を受け入れられません。だから心を休めることが大事なんです。これからの企業はワークライフバランスの充実とタスク機能の実行です。タスクがきちんとできないと成果があがりません。心の休息が成果につながるような日本になってほしいですね
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫