企業が求めるコミュニケーション能力って何?
みなさん~。こんにちは~。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
以前、うちの学生さんと話をしていて、私はコミュニケ―ション能力には長けていますよ、といううものですから驚きました。この学生さんは、面接での席で、面接官「君は高校、大学と成績面で最初に苦労した理由に、最初はついつい怠けてしまってと言っていたが、この会社に入っても同じことが言えるのではないのか?」と問われ、学生「いいえ、そんなことはないです。」、面接官「2度あることは3度あるというじゃないか?」、学生「いいえ、3度目の正直です。」と返答したそうです。この返しが見事だったでしょう、と自慢気に言っていました。
もちろんそこはダメでした。この学生さんはとても元気で明るく、誰でも親しみやすく話しています。ですので、会話能力は長けていると思います。しかし企業が求めるコミュニケーション能力はどうでしょうか?コミュニケーション能力とは話す能力と思われますが、それは曖昧過ぎます。
企業が求めるコミュニケーション能力は「場を読み取る力」です。空気感をどれだけ読めるかです。この学生は面接で笑いはいりません。伝えなけければいけないのは、自分のPRです。自分のビジョンです。面接官は何人も面接します。くだらない雑談は時間の無意味です。
ではこの「場を読み取る力」とはどうでしょうか?やはりまずは物事を自分事ととらえることでしょう。人は人、自分は自分では生き方としてはご自由でいいですが、場を読み取れる力は絶対に身に付きません。どんな些細なことでも、自分事と考えることです。次に、俯瞰して見る習慣を身に着ける。これはむつかしいですが習慣です。主観で見ると感情が優先してしまったりしますが、俯瞰してこの場は何を求めているのかを考えていきましょう。場を読み取るために大切なことは、情報です。相手はどんな人で、どんな仕事をして性格は、好きなものは、結婚しているのか、出身地域は、などその場は人の集まりです。そこでの事前に仕入れられる情報をきちんと入手しておくと話が降りやすいです。この行動だって自分事です。
他人に干渉しないことと事前に情報を仕入れないのとは違います。言葉ばかりが先行して関係ない、が主流になりそうですが、それは余計な口出しをしないことです。情報は必ず仕入れる習慣をつけましょう。
場を読み取る力はアドリブです。アドリブだからこそ、失敗を繰り返し本番に挑んでください。ばを読み取りすぎて何もしない人も多いですが、これもダメです。しないという事はいないのと同じです。
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫
https://www.sankei.com/premium/topics/premium-31847-t1.ht