話し方を学ぶ前に聞き方を学ぶ
みなさん~、こんにちはー、大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
よく話し方を学ぶことが多いと思います。アンサーファーストと言いますが、アンサーファーストも大事ですが、要点をまとめて話すことの方が大事です。では要点をもまとめるにはどうしたらいいでしょうか?それがわからないわけですね。
ですので、まず意識してほしいことは、人が話している内容が事実か主観(意見や感想)かにわけて聞くようにしてみてください。普通の会話の中ではほとんどが事実と主観が入り乱れて話されています。例えば、昨日の巨人は先発の菅野が1回は三者連続三振にとってこりゃいけるぞ!と思ったんよ。そしたら2回から急にファーボールファーボールで崩れだした、これはきっと腰のけがのせいやなぁ、細かいところまで制球がいかへん。だからシーズン前にしっかり治せ!って言うたんや(思ってた)。ほんで5回に4番の岡本が逆転スリーラン打ったからこりゃいける思てん。そしたらまた菅野がファーボール連続や、あのわけのわからん投げ方やめたらええねん。ってな感じです。話し的には全然問題ない内容です。これを事実と主観を並べ替えたら、1回菅野が先発で3者凡退でいいスタートを切ってん。しかし次の回、ファーボールファーボールで自滅して点を与えリードされてもうた。5回4番岡本が逆転ホームラン、次の回にまた菅野が自滅して逆転されてん。ここまでが事実です。次に主観。幸先のいいスタートを切ったが、腰のけがのためか制球がさだまらない。これはシーズン前にきちんと故障を直していなかったのが問題やねん。好調の4番が逆転していい波に乗れそうやったけど、また自滅という事は、フォームにも問題があると思うねん。
と事実と主観を別にして話すと聞き手は聞き取りやすくなります。この分け方は普段から意識していないとできません。聞いている時にこれは事実とわかれば、実は自分の意見も言いやすくなります。最初の事実と主観が入り乱れていると話を聞いている分には面白いですが、実は自分の意見が持てなくなるのです。聞いているだけでは事実とわからなくなるからです。意見は事実から出てきます。ファーボールで自滅や、逆転ホームランとかで、菅野は精神的に弱いのかもしれない、とか相手ピッチャーがけがをしてたまたまホームランが生まれたのかなぁとか意見や予想が主体的にできます。
こういうこことを意識して聞くようにしていきましょう。そうすれば自然と自分も話すときに整理して話ができるようになりますよ。
斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫