総合商社 三井物産

みなさん、こんにちは~。内定塾大阪校です。

三井物産は大手総合商社の1つです。総合商社は戦後日本独自の形態といわれていましたが、実は三井物産のみは戦前から総合商社の役割を担っていました。

それが、戦後財閥解体により、三井物産は解散に追い込まれます。その後元社員からなる会社が約200社出来上がります。三菱商事は重工業のエネルギーや材料調達が主だったため、力関係といったらなんですが、三菱の重工業が必要としたから、すぐにまた合併できました。しかし、三井物産はもともと商社主体から、いろいろな産業が出来上がったので、物産の力が大きい中、一度解散してしまっても、内部の力関係がありなかなか元に戻れなかった。三菱商事に遅れること4年で三井物産が新たにスタートします。

2016年に初めて700億の連結赤字になります。

伊藤忠の繊維のように、もともと強い専門商社事業がありそれが吸収合併など繰り返し、金属や化学、機械、エネルギー、インフラなど総合商社としての基盤をどんどん大きくしていきます。よって収益構造ベースより売り上げを意識した経営スタイルでした。

高度成長期、バブル期、その後の景気不況デフレ期などいろいろな好景気不況期を繰り返しながら、総合商社はいろいろ変化しながら業績を上げていった。

三井物産の中長期経営計画でも、投資総額1.7兆円~1.9兆円の約65%を自社の強味の分野、金属資源エネルギー、機械インフラ、化学品、モビリティー、ニュートリション・アグリカルチャーの6分野に資源を集中し、35%を成長分野のヘルスケア、リテールサービスに投資していきます。

中期経営計画のテーマは「Driving Value Creation」です。このあるべき姿が「自らが新たなビジネスを創り、育て、発展させる集団」です。バラエティー豊かな社員が総合力とネットワークを酷使する。→得意とするあらゆる分野でビジネスを創り、育て、新たな価値を生み出す→持続的な価値創造を行い、成長を加速する。(Drivinng Value Creation)

こういうのを見ているとワクワクしますね。日本の高度成長を支えてきた総合商社。やはりバイタリティーあふれる人材は是非とも働いてみたいと思う会社の一つですよね。しかも、どの総合商社よりも、総合商社としての歴史は古いのです。三井物産のみが戦前から総合商社としての役割を担っていたのです。

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