意味のない「あっすみません」を止めよう

みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

自分の発言を明確にしよう

面接で大事なことは正解をいうのではなく、自分の意見をしっかり言うことです。意見が言えない人の多くに、①何でもかんでも、すみません、という人がいます。②正解を言おうとする。これが意見を言えなくしています。①に関しては、すみません、という表現は何に対してかが明確かどうかです。それが明確であれば問題はありません。エレベータに乗るのに、すみません、というのはおかしいです。もし開けてくれたのなら、それはありがとうです。つまり発言できない人の多くはこのすみません、とかわいい、というこの2つの単語でいろいろと処理しているから、言葉の選択ができないんです。つまり対するものが明確にせず、ことばだけを選んでいるから、何でもかんでもすみません、になります。その対するものが明確でないから意見が言えないんです。アメリカ人や中国人は簡単に謝らない、と言います。それは対するものがはっきりしているから謝る必要性があるかないかがはっきりします。その上で議論をするから意見が言いやすいんです。そういう意味で、すみません、は何に対するものなのかを意識していくとだんだん言語の選び方が変わり、意見がいいやすくなります。

②に関しては、社会に出たら正解はありません。それをきちんと認識することです。正解がない中で進んでいくのです。戦争状態なら人を殺して、戦争が終われば殺してはダメということです。正解は時代や社会の流れで大きく変わります。だから我々は「人として」の善悪をきちんと判断して行動し続けないといけません。流されいためにも自分というものをしっかり持って行動していきましょう。

具体的に話す。

これは多くの学生ができていません。この原因は上記②の正解を話そうとするからです。プレゼンの練習で、うちの練習は学生が学生に多く質問するという形式をとっていました。一人が前に立ち、自分のPRやガクチカを話、質問では他に学生が矢継ぎ早にどんどん質問していくということをしました。そうすると前で質問を受ける学生は何でも上手に答えました。質問の内容には当時の感情を聞く質問も多くされていました。なぜ、そんなに応えられるの?とある学生が質問したところ、「当時の私に戻って話しているだけです。」「感情なら、その当時の気持ちになって答えていますし、行動ならその当時の自分が答えているにすぎません」と言っていました。過去のことを聞かれている時には当時の自分に戻っているだけなんですね。それを学生さんはきれいに答えようとか、こう答えたらどう思われるだろう、という相手からどう見られるかばかりを意識しすぎて、結局抽象的になってしまうのです。

では具体的に話すためには、聞き手にその時の情景をイメージさせるように話すのです。私の集団での役割は盛り上げ役です、と言った場合には、「初対面の人が多い場面では、率先して場を盛り上げるように努めています」ではイメージがわきません。「初対面の多い、文化祭実行委員やゼミの時には、ものまねやダンスをして場を盛り上げます」と伝えた方が、文化祭実行委員の集まりをイメージできますし、ゼミの集まりの会議室での自己紹介をイメージできます。ものまねなら、有名人のものまねをしているイメージができますし、ダンスだったら首を振って踊っている姿がイメージできます。面接官は話を聞きながらイメージしているのです。だから話している本人はわかっていても聞いている側には全くイメージできていないことが多いんです。要はまず、面接官がイメージできるような話し方ができれば第一段階は合格となるというわけです。

具体的に話すには?

これはいろいろ言われていますが、多いのが語彙力不足です。本を読まないからその時の感情や行動を上手く言語化できないんです。人との会話が擬音語や擬態語で会話しているので、きちんと言語で話していないのです。本を読みましょう。本を湯むことで語彙が増え表現力がどんどん増します。次に文字では話せるが言葉にできない人です。この原因もいろいろあります。ただ本当に人前では話せませんが、スマホやタブレットなどの機械を通すとペラペラ話せるんです。対人恐怖症ではないですが、人が自分に対してどう思うかが怖いんですね。自尊心が高いんです。時間をかければいくらでも直すことは可能ですが、うちに来る場合の多くは、もう時間がないという時ばかりです。自尊心を傷つけたら大変ですし、かといってこういう人は単に人前では話せないと考えがちです。多いのが返答できないんです。お願いされて何かしても、ありがとうと言えないですし、何かメールやラインで問いかけても自分の都合以外は返信しないんです。我々にとっても一番むつかしい人たちです。話してもまるで他人事のように感じるんですね。注意しながら話しますが、心を閉ざしてしまうともう駄目です。そこの線引きを気にしながら伝えしていきます。

ただ言えることは多いのは前者の語彙力不足です。後者の場合はとりあえずまずは文章にしたら話せるということを自覚してもらい話していくようにしましょう。語彙はあるので後は気持ち次第です。自分が発言して傷つくことはそうそうないという事を理解して話していきましょう。

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