留学話の作り方
みなさん~、こんにちはー、大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
うちの学生さんで多いのは、留学経験が多いことです。
学生さんはアピールしたいから留学の話をしたがります。しかし企業の方はあまり聞きたがりません。留学経験の有無は聞きますが、それよりもアルバイトでのことや、部活のことを聞きます。理由は留学中のいいエピソードが少ないからです。大体は学校と家を往復し、成績が上がったやらです。もしくは休みの日の観光の話です。それなら留学に行った意味はないですよね。日本にいて英語を勉強し、週末は旅行に行っているのと何ら変わりがありません。
だから面接官もあまり留学の話を聞きたがらないのです。自分が何を学び、何を感じ、今後仕事にどう活かしていきたいのか?自分の人生観がどう変わったかのかなどを具体的につながるように話すべきです。
うちはフィリピンの語学学校と提携しているので、よく留学の話を考えます。その場合は、まず文化の違いをどう感じるのか、また異国の人と同部屋になりどうコミュニケーションを取り合ったのか。同じクラスの人をどう巻き込んでどういう活動していったのかなどを考えていきます。うちを経由して学校に行った場合はそのストーリーを考えるために毎日レポートを書いてもらっています。
大事なのは英語を学ぶのではなく、ダイバシティ―をどう実践していくかです。今後様々な人たちと仕事をする上でどう多様な価値観を認め、そして物事に対してチャレンジしていくのかを実感していかなければいけません。うちの学生さんで、留学先の仕事場の人の仕方がいい加減で、その人達にどう我々の仕事を理解してもらうか何回も話してもわかってもらえなかった。そこで職場に行き、共に飲みに行く機会を何回かした。そこで意識したのは仕事の話はしないこと!自分の夢やロマンを語ることを意識した。そうすると相手も理解してくれだし、仕事を期日までにしてくれるようになぅた。理屈ではなく心に訴えることの重要性を学んだ的な内容です。
勉強しました!ホストファミリーと仲良くなりました!ではだめです。
そこで学んだことを帰国してどう活かしたのかが大事です。留学で大事なことはお行儀の良さではありません。自分がどう変わり、今どう活かしているかです。
これから留学を考えている学生さんはダイバシティ―(多様な価値観)を意識した取り組みをしてくださいね。語学だけなら日本でできます。
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