面接と口頭試問、面接とオーディション

みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

面接に正解はない。口頭試問は正解、不正解。

口頭試問は、あるテーマを与えられ、それを口頭で論理をたてながら話を進めていきます。面接も同じだと思うかもしれませんが、口頭試問は正誤なんです。ある理論を解説するときに自分なりの見解も話していきますが、大前提の理論の中身や、その理論の根拠などをきちんと話してその内容が理解できているかは共通認識です。だから正解不正解はだしやすいです。しかもその理論が前提となって自分の見解を述べていくので加点はどんどん加算されていきやすくなります。

オーディションは技術審査です。よく声優のオーディションや配役のオーディションなどもあります。こういう話で多いのが突拍子もないことを言って通過したというエピソードです。これにはからくりがあります。あくまでも技術がよければいんです。話す内容は何でもいいんです。その技術が秀でていれば合格します。秀でていなければ不合格です。オーディションは技術審査なのです。

では最後に面接ですが、口頭試問やオーディションと異なり正解がありません。ないと言っては語弊があります。あるにはあります。それは自分の考えを根拠を持って述べることです。ですので絶対にいけないことは質疑応答です。自分というものをしっかり主張することが面接です。過去の経験から、未来を語るのが面接です。この面接に正解不正解を言おうとする学生さんがいます。面接では答え合わせではありません。AさんとBさんと結論は同じでも、それまでの話す過程が異なるので、その中身がその人らしさと会社らしさがマッチしていればいいんです。答えよりもその話す中身が大事なんです。

正解を求めている限り、自分らしさは絶対に出ない

複数内定もらえる学生さんのブログ→複数内定もらえる学生の特徴 で創造行動できる学生さんのことを書きました。創造行動できる学生さんの特徴は巻き込むことができます。そういう能力を得られるまでにとてもとても苦労しています。かたや能動行動している学生さんは個人での頑張りが主です。腕立て伏せ100回できる事はすごいですが、それは個人の問題です。方や腕立て伏せ10回を10人させることは難しいです。したくない人や苦手な人、同じチーム内でもすぐに人を馬鹿にして他の人のやる気をそぐ人など様々な人を同じ方向に向けさせて成果を挙げるわけです。だから創造行動できるんです。創造することは1人ではできません。複数必ず必要です。能動行動は1人でもできるんです。成果を挙げるまでの苦労が全く異なります。だから企業に喜ばれるんです。

そこを間違えてはいけません。だから能動行動主体の人は、やはり企業で人と関わるむつかしさを経験していかないといけません。相手の求めている答えを探し続けている限り絶対に採用はされません。自分らしさをきっちり伝えることこそ個性になります。人を巻き込むためには自分らしさで共感を得て前進でてくのです。

働く上で大事なことはどういう風になりたいかです。

10年後にどういう風になりたいかを考えてください。そのために1年目、2年目どうなっていかないといけないのかです。今現状、創造行動出来ていない学生さんは、そういう人を巻き込む行為を避けてきている学生さんでもあります。だから仕事で頑張らないといけません。そういう主張を面接ですべきです。ある社会人の人が、壊すのは得意だが、創るのは苦手だ、と言って笑っていました。恥ずべきことです。この社会人は人と積極的に創り上げる行為から逃げてきただけです。人にどう思われるか、が怖い人です。そういう教育をしてきた日本社会に問題はありますが、自分の行動はどうだったのかを意識してキャリアプランを考えてみてください。仕事への取り組み方の考え方がかわります。

1番ややこしいのは通常行動を創造行動と思っている学生。

人とのかかわり方を避けてきた学生さんにとって残念なことは、他者比較がきちんとできていないことです。だから自分の行動がだれでもすることだとわかっていません。それを懸命に主張したがります。通常行動を主張しても通じません。大事なことは通常行動だと思われることこそそうではないという事を伝えないといけません。この場合は誰でもこういう行動はとる、しかしその前提が全然違う、こういう状況下で通常行動してきたことがすごいことだと自分で主張しないといけません。その前提の部分である、動機や想い、背景やプランそういうものをすべて含めた上での行動をしっかり伝えていくのです。つまりこれも伝える人で、正解になるか不正解になるか大きく変わります。自分の表現の仕方で不正解が正解に変わるのです。それが面接なのです。

≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫

オンライン就活セミナー開催中

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です