東証。上場基準達成に期限を設ける。

みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

1800社のうちの約300社は基準に未達。

60年ぶりの東証の市場再編で活性化されるかと思いきや、再編の効果があまりないようです。プライム市場の基準を高いものにし、よりプレミア感を出そうという狙いでした。旧日本的な持ち合いの株を止めさせて、流通しやすい基準を設けていたにもかかわらず、日本的に経過措置で計画さえ提出すればプライム市場に残れるようにしました。今まで1部だった企業がスタンダードに降格?となれば、企業価値が損なわれます。そういう懸念もあって、計画の提出を言っていましたが、有識者会議で指摘されてしまいました。そりゃ、300社も基準に満たしていないのに、計画提出で逃れられては何のための再編かと疑われます。海外からの投資を呼び込むためにもより高い価値をつけるためには、プライムの会社が多すぎます。この計画期限はとても大事です。長い企業で10年とかぬかしている企業もあるそうです。正直1年もしくは2年でしょう。こういうところが日本的持ちつ持たれつ感が否めません。そしてやばい企業は大物政治家に泣きつくという、ドラマのありきたりの話ですね。

1部上場が多かった理由に、いきなり1部上場ではなく、2部に上場してから1部に変更する裏技的な表技が主流になっていました。2部からだと基準が一気に軽くなるんですね。だから1部上場ではあるが、時価総額が250億どころか、100億にも満たしていない企業がたくさんありました。そういうことで同じ1部でも差がありすぎるから、再編したんですね。学生さんの企業選びの基準は業界順位が主流でしたが、これからは時価総額や流通株式の時価総額も企業選びの基準に入れないといけません。学生さんとしてここまで頑張ってきたのですから、東証プライムの企業にこだわるのは大事なことだと思います。

プライム市場の企業に入社。

時間の経過は平等です。脳科学者の中野信子先生の本によると、運のいい人は2つのことを実行しているそうです。①自分を大事にする。自分を大事にすることで人も同様に大事にするそうです。仕事は、人との共存です。他者への配慮ができるんです。自分がつらいことは人には押し付けないですし、人への価値観もあがります。ただ間違えたらいけないのが、人より自分という利己的な考えではダメです。あくまでも自分を大事にして高めていくことでそういう人たちと共存していくわけですね。②必ず原理原則を考える。これは手法を考えるという意味でもあります。結果に対して運がいい、悪いではなく、その結果を生み出す行動にフォーカスして物事を考えていくそうです。そう考える努力し才能を伸ばしたい人は、自分を大事にするためにもプライム企業に行くべきです。しかもその努力の成果は運ではなく、行動によるものです。そういう仲間たちがプライム市場には多くいるんですね。

もちろん電通の元社員でオリンピック委員の理事だった高橋氏のように悪さに目がくらむ社員も多数します。しかし電通という会社は本当にこういう社員が多いですね。これは社風なんだと思います。国の仕事や国同士の広告を1手に引き受けます。金や地位に目がくらむようになります。しかも数多くの芸能人と結婚しているんですから、欲深き人が多数集まる典型企業なのです。

企業がプライムにこだわるのは、人財です。能力の高い人はそれ相応の企業にいきます。プライムとスタンダードでは集まる人材自体に差が生じます。そうなると業績にも差が生まれます。企業は人ですから、そこで働く人の質に関わってくるんです。プライム企業へ、企業自体がこだわることは本当にいいことです。今後、人の価値を測る目安に、働いている企業の市場も関わってくるかもしれません。でもそういうネーミングばかりにこだわるのではなく、超越した人間性にこだわってほしいですね。少なくとも年収で価値を計らないでいただきたい。そういう学生が多いのが現実です。就職偏差値というわけのわからない言語を、根拠もなく話している学生を聞くと、とても残念に思います。こういう学生はもう一度、偏差値の出し方を学習し、自分で偏差値を出してみたらわかります。

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