複数日のインターン通過しないわけ
3回生の方がインターンを通過できない
1dayインターンや早いもの順のインターンなどは通過できても、複数日程のインターンに通過できない人は多いです。その理由は、ガクチカをメインに考えているからです。一番大事なことは参加理由です。その内容が中途半端なんです。なぜインターンに参加したいかが最も大事な理由です。特に商品です。学生さんはいろいろな企業のインターンに参加したいとお考えでしょうが、企業側は自社しか知りません。自社に一番参加したいと思わせる内容でなければいけません。なぜ貴社なのか、その中でもなぜその職種なのか、です。しかもそれが抽象的でなく。具体的でないといけません。その具体的というのが味噌です。具体的とは経験から基づくものでなければいけません。貴社との接点、貴社の製品や商品との接点、自分の経験から来る想いや悩み、感動、などです。多くの学生が自分をよく見せようとします。参加理由で大きく見せても意味がありません。自分は所詮大学3回生の子供です。だから子供らしく、堂々と等身大の自分を訴えかけてください。仕事で大切なことは、理性と感性です。感性が前に進ませ、理性が止めます。この理性が強いと文章が行儀のいい内容になります。そうなると読み手は面白みに欠けます。
次にガクチカです。3回生の夏までのガクチカなんて知れています。人をどう巻き込み、どう苦労したのかが大事です。だからその内容よりも、結果を生み出す行動を聞きたいんです。夏を制するのは、その無理をして成果につなげてほしいんです。うちの学生さんでうどん屋でバイトしていたことをガクチカにしようとしていました。うどん屋ではリーダー的で、他のスタッフを上手に成長させていきました。しかし内容がどうしてもありきたりです。成長させたといってもいっしょにシフトに入って指導していたにすぎません。そこで、サークルもしていたので、そのサークルで大学数校合同で大会を主催するとにしました。さらにその主催した大会で団体戦を上位につけるという2つの苦労をしてもらいました。大会参加人数は目標を大きく上回り、戦績も8大学中2位になりました。この話は秋にできたことですので、夏のインターンには何も話せません。夏のインターンは1day以外はすべてだめでした。この内容を引っさげて、就活をこなし、彼は大手に3社内定をいただきました。
大事なことは早めに決めることではありません。行きたい会社に行くことが大事なんです。内定を出す出さないは偏差値ではありません。「人間性」です。学生時代に何をして、何を感じて、それを踏まえて、仕事では何をしていきたいのかを見極められるんです。インターン参加はあくまでも会社研究です。大事なことはどこの会社に就職するかです。
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