逆質問に理念を聞く?
みなさん~。こんにちは~。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
学生さんが逆質問で理念を聞くケースがあります。
経営理念というものを1行の文章と考えたら大間違いです。経営理念には創業の精神から始まり→社風やしきたりや→行動指針→人事理念、教育理念→事業領域→ビジョン→そして理念です。
経営理念というのは、ピラミッドのようになっています。一番のベースは創業の精神です。そういうところから始まり、それぞれの→に沿って考え、最終的には経営理念という一行の文言になるのです。
ですので、単なる文言ではありません。そこに行きつくまでの長い過程があるのです。それをしっかり聞き取れる自信はありますか?
最近の学生さんは知識過多になっている分、ついつい安易に理念について聞いてしまうところがあります。そこを曖昧に聞いてしまう返って逆効果になります。尋ねるなら意図目的などを聞いてください。そうすれば質問された側も返答しやすいですし、学生さんにも行動に対する評価もあがります。
大切なのはどこに向かって行動しているのか?そしてその動機は何なのか?を把握することです。物事は極力最短距離で最大限の効果をだしたいですから。意図と目的が明確な行動は成果も上がりややすいので、そのあたりを訪ねてみてください。
理念を聞くことはダメなことではありませんが、理念という枠組みがどういうものなのかを知ってから聞かないと本当に逆効果になります。
逆質問は自分をアピールする場です。必ず理解できないことを聞かないようにしてください。
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫
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