学生時代に持つべきスキル
みなさん~。こんにちは~。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
学生時代に持つべきスキルはいろいろあるでしょうが、これって言うのはただ一つです。それは情熱、パッションです。え?とお思いでしょうが、このパッションが企業を変えるのです。以前ブログでキリンビール高知支店の奇跡という本を取り上げました。
当時のキリンビールはシェア60%を超える超巨大会社です。これ以上営業力が増せば、独占禁止法で会社を分割しないといけないから、土台営業マンは売りにはいきません。だから本社も強く、営業マンも強い姿勢で仕事に臨んでいます。そこに現れたのがアサヒビールのスーパードライです。その勢いはすごく、若者に対してかっこよさもプラスされどんどんシェアも増えていきます。その勢いは高知にも届き、キリンビールはあっという間に追い抜かれます。そこで当時の支店長の田村さんがとった手法は、営業マンや事務員関係なく、自立性を挙げ、自分で考えて、全員で取り組むことをしていきます。そしてシェアを奪うのです。この秘訣は、社員の自主性を尊重したことです。
簡単に書きましたが、この自主性の根底がパッションです。当時のキリンビールに就職するような人たちはとてもとても優秀な方たちです。今まではこれ以上売るな!という会社の指令だったのが、真逆のもっと売れ売れに変わるわけです。簡単に売れるわけがありません。
元々頭脳明晰な方々ですから、火が付けば買って考える力量はありますし、平面ではなく、立体で考えれる人ばかりですから、いろいろな手法を試みていくことでしょう。
しかしその頭脳を活かすためにも、情熱がついてきているかです。情熱があるからこそいろいろ困難に対して考える力がつきます。
どれだけ頭がよくても、好きなことしかやらないという考えの人であれば、会社の困難を合理的な感情で考えていきます。つまり都合がよくないと100%の力を発揮しないわけです。
ですので、学生時代にどういうことに情熱を費やしたのかが熱量のポテンシャルが高いか低いかになるわけです。ですのでまずは情熱をしっかり注いでいくことを意識しましょう。それがバイトやサークルさらには友達との関係でも構いません。一つのことに時間を忘れるくらいの情熱を注ぎましょう。
キリンビールの高知支店だって、その熱量が高いからこそ奇跡が起こるわけです。
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫
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