内定をとるために親子で乗り切る就活。

みなさん~、こんにちはー、大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

内定塾流 就活を親子で乗り切る方法!

来年は今年以上に就活は厳しくなります。本人よりも親の方が心配になります。就活と親の関係はどういうスタイルがいいのでしょうか?

題名 過剰なかかわり方は危険です。自立を促す関わり方。親子で就活を乗り切った例

過剰なかかわりは本当に危険です。

就活と入試とは大きく異なります。特に中学受験から親が関わってきた場合、学生本人がおおらかにしている分、親が「何とかしてあげなくては」と考えてしまいます。ただ、ここで大事なことは面接を受けるのは、あくまでも学生本人なのです。就活塾について親御さんから問い合わせがあります。それは悪いことではありませんが、親がいろいろ聞きます。もちろん我々も応えますが、「お子さんと話をした方が分かりやすいですよ」と言って変わってもらおうとするとほとんどが「子供には内緒で」と言われます。心配なお気持ちはわかります。しかし就活で最も大事なことは自発性です。自立ができていないと本当に決まりづらいのです。子供が意思を示して「聞いといて」と言われて聞くのは良いと思います。しかし子供が決まらないから心配で、と親が勝手に動き出すのは、本当のことを言うと子供のためにはなりません。しかも親御さんの認識はどうしても、昔の面接のイメージが強いので、そういう質問が本当に多いのです。

面接で大事なのは「雰囲気、印象、伝え方、伝える内容」です。その雰囲気、印象は経験です。そういう視点で話をしていかないといけません。経験はみんな異なるのです。やはり上手くいくのは、自立している学生なんです。だから親御さんは子供と相談しながら、先走らないという事が大事です。悔しいと思うでしょうが、子供からのアピールがない限りはあまり先走らないことが本当に子供のためになります。

自立を促す関わり方とは

就活で複数内定もらえる学生さんは、①自分の投資は自分でする。②自分で決めたことを最後までやり抜く。この2つは大きなポイントです。

1点目はどういうことかと言いますと、多いのが私費留学の費用を自分で用意するなどです。100万単位の私費留学の費用をバイトで用意していくから、留学までの準備もきちんとできていますし、行ってからの関わり方も大きく変わります。語学留学だけでなく現地での関わり方が変わります。目的が明確になるから学校だけでなく、いろいろなことに積極的に参加します。そうなるとスペイン人の人と1ヶ月バックパッカーに行ったやフィリピンのタガログ語を話せるようになった。オーストラリアで仕事で成果を挙げたなど様々な経験を積んでいきます。しかし単に学校と寮の往復でしたという人の多くはやはり費用を出してもらっています。また別に資格学校で公認会計士や公務員の学校なども同様で、自分で費用を工面している人は公認会計士になるために友人を誘って勉強会を開いたりしています。目的のためにより成果を挙げようとプラスαの行動をします。さらには、我々の塾の費用も自分で出している人は行動が違います。留学だって、資格試験だって、塾の費用だって自分で出すからより目的意識が上がります。ただ言えることは彼ら、彼女らは生活費はもちろん親が出しています。大学の学費、日々の食事、などです。中には大学の学費も貸付の奨学金をもらっている学生さんもいます。自分への投資は自分でさせるように促すことも本当に大事だと比較して分かります。大学生1回生の親御さんがもしこのブログを読んでいただけるなら、是非そうしてあげてください。本当に全ての行動が変わります。意識が全然違います。その意識の違いが経験の差を生みます。だから4回生で自立した行動が取れるのです。就活は自立している人が採用されやすいのです。自立とは自ら考え、自ら理解し、自ら行動する人のことを言います。どの大学生さんも自己成長したいと考えています。だからその自己成長を促す関わりをしてくのです。

このあきらめない気持ちこそ就活では必要です。あきらめない人は必ず成功していきます。ではあきらめないような関わり方はどうでしょうか?

これはなかなか親族がするには難しいところです。家族はやすらぎの場です。そのやすらぎの場を努力の空間に変えることはマイナスです。だからこそ、親御さんの姿勢は「積極的に待つ」ということです。子供は親の言葉を素直になかなか受け入れません。正確にいうと受け入れていますが、受け入れているそぶりを見せず、反発します。だから信じてしっかり待ち、アクションを起こした時の瞬間を見逃さないということです。就活に限らず、自分が何か始めている時に途中で挫折しようとします。そのまま挫折するかもしれません。しかし必ずその挫折を後悔するはずです。だから次に同じことを起こすまいと何かしら行動が変わります。その瞬間瞬間に声かけをしっかりして励ましてあげてください。そうすると必ず子供は反応します。子供は親に否定されることが辛いのです。だから認めてあげてください。その認めるという行為の積み重ねが大学生のお子さんにはとても大事なことです。「ありがとう」からでしょうね。我々の相談にたまにお父さんと息子さんで来る時があります。こういう関係はお父さんが子供を一人の大人として扱っている場合が多いです。だからお父さんは横で聞いていても口をあまり挟みませんし、子供に質問させています。なぜかそういうお子さんはきちんと質問します。お父さんと息子の関係がきちんと成立している関係はお互いをきちんと尊重しているのでしょうね。だから大学4年生になっても親と一緒に来れるんです。素晴らしいと思います。そういうお子さんの就活は基本うまくいきますね。お母さんに連れられた息子はなかなか大変です。ある意味、親に言われたから来ているのです。しかし親に言われてもきているということは、何かしら自分も気になっているからです。この連れられてくる就活がうまくいきにくいのです。ここに自主性から来る行動力が欠けているから面接で見透かされます。だからもし息子さんがそう思っていそうならば、お母さんから促してあげると行動します。気持ちが動いている子供さんには促すような行動をさせてください。

親子で就活を上手く乗り切った例

就活を上手く乗り切るためには後方支援に徹することが大事です。

①お母さんと娘さんの話です。

彼女は某金融機関に内定をもらいました。もともとは保険関係の仕事に就きたかったのです。最終面接まで残りましたが残念な結果に終わりました。そこから方向を変えます。もともとの早期選考のメーカーなどは受けず、保険一本できたのでダメな時の修正準備ができていません。この親子のすごいところはコミュニケーションがきちんとできすぎているところです。母親は、彼女がなにをしたいか、どんな会社にいきたいか、学生時代頑張ったことなども全て把握できています。だから応募する企業をマイナビ、リクナビ、ハローワークなど調べれる手段を使って彼女にメールします。彼女はその中から受けたい企業を返信します。彼女の企業を探す手間を母親がしたわけです。もちろんどこを受けるかを決めるのは自分です。だから彼女は返ってきてから、志望動機などの書面を作成します。母親は食事やクリーニング、応募企業の選定、翌日の企業の行き方などを調べます。彼女は書面と面接に備えるだけです。母親に信頼を置いているので母親の選んだ企業の中で2,3個選ぶだけですから、選ぶ時間が大幅に減るのです。

この話も結果的にうまく行ったからいいものの、自立という観点から考えると?がつきます。だから保険業の最終面接でうまくいかなかったということではあるのです。ただ、親子のコミュニケーションという点は見事なチームプレーです。親が親なりの役割を持ち、子供は親に対して信頼を持っている。後方支援的な役割を徹底しています。

②親御さんが子供の行動を見守っている。

娘さんが入塾を決めました。自分で説明を聞いて自分で契約をして、クーリングオフの期間中に親御さんが最終確認をしにきました。そして私の話を聞いて入塾しました。この娘さんは行動力がとてもあります。留学もするし、夏休み中に私が勧めた本を約50冊は読んでいました。そしてあのネスレのネスレパスにも応募し、最終面接で上手くきませんでしたが、ネスレパスの設問での質問も本当に多かったです。当時海外へ出張する途中だったので、関西空港のラウンジでよく返答していたものです。

彼女はただ、不安になりがちです。とても臆病ですが、行動力がとてもあります。決めたら動きます。あれだけ臆病なのになぜだろうと考えたら、やはり親子関係がきちんと成立しています。ある日の面談で「私は将来お母さんのようになりたい。お母さんはいつも明るく、周りに人がいて何においても周りの人をとても気にかけているから、周りの人も気にしてくれている。」と言っていました。このお母さんは子供に対して、好きにしなさいと言いながら、必ずあとで行動をチェックしています。基本ダメだとは言わないそうです。ただ、お母さんがやめといたら、ということは基本的には聞くそうです。

母親と娘の関係はある意味ライバル関係でもあるのでなかなか口出しすると大変になる場合もあります。かと言っても母親としては放っておけないし、とてもむつかしいところです。後方支援に徹するためにも先回りしないことが大事です。積極的に待つ、という姿勢は本当にむつかしいです。何かアピールされたら動けるようにするだけです。先回りするとどうしても先回りしたことをさせたくなるのが親心です。本当にわかります。だからこそ、積極的に待つ、ということをしましょう。

上手く行かないのはケースは親と子のコミュニケーションがきちんととれていない場合です。先回りして動くよりも、子供自身の考えや、想いをしっかり聞いてやれる環境こそが優先です。そうすれば自ずと連携が上手く行きます。

≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫

https://www.sankei.com/premium/topics/premium-31847-t1.ht内定

 

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