アルバイトで何を訴える?

みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西です。

ガクチカがアルバイトの場合は何を主張すればいいでしょう?

アルバイトの話は多いですね。こういうところでアルバイトしていると企業側から評判がいい、と言われるアルバイト先はよく聞きます。スターバックスやマクドナルドなどは、昇給基準が明確なので成長しやすいというのがあります。ニトリさんなどは販売実績によって、歩合が変わるので自身での売り方を研究していったりします。ユニクロは昇給システムだけでなく、改善が早い分、何かと新しいものを導入していくのでその研修がすばらしいというものもあります。

ただ、やはり一番は何と言っても、自分の働こうとする業界に準じたアルバイト先でしょう。ファンケルでアルバイトしていた人でもファンケルに就職するのはむつかしいです。しかしそこで培ったものをアピールすることで、別の化粧品会社に就職しました。ニトリで月200万売り上げた学生さんは、そのままニトリに就職しました。アルバイトではないですが、新聞部の学生さんは新聞業界に就職しました。住宅ホームの営業補佐のアルバイト学生さんは三井ホームに就職しました。というように働きたい業界があるならば、それに応じた仕事が一番話がしやすくなります。

これから先はどんどん経験者が優遇される時代になります。なぜ、同一業界は就職しやすくなるかと言いますと、業界知識を学びやすいという事です。そして知識が増えると、自分のビジョンが話しやすくなります。あくまでもガクチカは過去のことです。過去の行動から、その人の未来を聞いていくのが面接ですが、同じ業界で苦労し、そしてビジョンが明確なら聞き手としては惹きつけられます。だから本当にいいのは、自分が将来働きたいと思う業界でアルバイトすることです。特に化粧品はあまりアルバイトから採用しないという噂もありますが、それはどうかはわかりませんが、圧倒的に自分のビジョンが明確になりやすいというのはあります。

ビジョンが明確だと目が輝きます。そこに若さの強さが出ます。大事なことはその業界で何がしたいかであり、その会社で何を実現していいきたいかです。その根拠が明確で強くないといけません。そこに教育していこうという会社側の意図が見えてくるのです。

接客業で何を学ぶ?

今、流行りのウーバーイーツの仕事があります。この仕事は待機して連絡があれば、仕事になります。ウーバーイーツの面白いのは、配達員が自分の考えを持って収入を上げることです。天候や待機場所、注文の多い店、様々な情報を駆使して待機場所を考えます。しかし正直極端にある配達員だけが売り上げが上がることはむつかしかと思います。そういう意味では配達員なんです。特に集団で何かを成し遂げるような話はないので、なかなか企業側としては好まれるエピソードはないでしょう。

では接客業ではどうでしょうか?アルバイトが多いのは接客業です。

チェーン店の場合は、地域や店舗ごとにイベントをし競争させていきます。例えば、忘年会シーズン~競争みたいなので、売上1位とかなるとその話を書きやすくなります。百貨店や総合スーパーなどのテナントとして入っている場合はその百貨店のイベントでの話がしやすくなります。しかしあまりそういうイベントに関連していないとどうしても、接客での話になります。

この接客業の場合多いのが、笑っているだけという学生です

学生さん自体は気づいていないのですが、学歴のいいと言われる学生とそうでない学生はお勉強の差だと考えられていますが、それ以上に大きな違いがあります。そこは、①言葉に責任を持つ。つまり自分が言ったことは基本的にやり遂げる習慣があります。②人の話をきちんと理解できるまで聞く。実はこれは①と比例しているのですが、きちんと理解しないと自分の発言に責任が持てません。つまり、きちんと理解できていないと実行した結果が狂うということです。だから把握するまできちんと聞く。③あいまいな返事をしない。これが大事なんです。めんどくさいから「うん、わかりました。」という人が多いですが、わからない場合は、必ず妥協ラインを自ら提示します。これが大きく異なります。

さて接客業の多い学生さんとの話ですが、実は、「とりあえず笑っておけ。」が多いんです。上記とは真逆になります。①失敗しても笑っておけばいいと考えがち、で失敗したことは反省しても、原因の追究はあまりしない。②話をきちんと聞かないから、笑ってごまかす。③めんどくさいからとりあえず「はい、わかりました」だけ言ってその場だけを終わらせる。という傾向が強い人がちょくちょくいます。特に居酒屋の場合は、お客様にもお酒が入っているのでいちいち聞いてられないのもわかります。

ですからある意味で学歴で少し負い目があると言った場合は、逆に上記の①~③を意識して行動していくと結構評価があがります。うちの学生さんの場合は、近畿大学や龍谷大学の学生さんはどうしても関関同立に対抗意識があります。だからこの話をして、行動を改めるように促していくと、やはり面接官の評価は変わります。学歴に対してコンプレックスはいりませんが、学歴がいい学生さんがなぜ重宝されるのかは何となくわかりますよね。組織は縦割りです。指示命令を間違いなく実行し、それをさらに現場で臨機応変に変更し、結果を上げることが大事です。その最低限は①確実性、②理解力、③物事の空間把握(俯瞰して物事を考える)、などが一番大切です。それが上記の①~③に表れるわけです。

全く持つ必要はありませんが、もし学歴に対して負い目があるなら、本当に上記の部分を直していくだけでいろいろなことが変わりますので、あきらめずに頑張っていきましょう!

接客業をしている場合は、必ず自分なりに学んだことがあるはずです。その学びがなく、単なる運搬作業にならないように注意してください。日本はチップ制がないのでどうしても学生さんは運搬作業と笑うだけの作業になりがちですが、+αを考えて行動していきましょう。

数値を絡めて必ず話す

どんな仕事をするにしても、必ず数値を絡めて話をするようにしていきましょう。

悪い例ですが、うちの学生さんで、事務のアルバイトをしていました。その事務長が厳しい方で、自分の指示した以外のことをすると怒られるから、言われたことしかしていません、という内容でした。だから客単価や売り上げ、経費などの数値は全く分からず、言われた作業をしているだけでした。

この学生さんは、実はそういう人なんです。失敗しないことを選択していただけです。言われたことだけしている学生さんはどうしてもそういう仕事の仕方になります。だからこの学生さんに数値のことをきいてもわからないし、調べようともしてくれませんでした。数値を絡めて話ができないとどうしても話の中身が胡散臭くなりますし、追求されやすくなります。

仕事の話をするときには、様々な数値を把握して話をするようにしましょう。例えば簿記検定などを持っている学生さんは営業利益や経常利益の話をしても不思議ではないですが、そういう資格がない中で営業利益や経常利益の話をしていると少し面接官の見方も変わります。しかし気を付けないといけないのが、生半可に話すると返って逆効果になります。だからしっかりわかった上で話をするようにしてください。ただ、客単価や前年比などは、基本なので必ず基本的に把握しないといけない数値は把握して、自分がどういう貢献をしてどう数値(%)が変化したのかを話しできるようにしておきましょう。

知識はいくらでも拾えますが、上記の理解力と実行力とその効果は普段の生活や環境で鍛えないといけません。普段から話を理解きちんと理解し、それを実行する習慣を身につけましょう。

大学の過ごし方は本当に大切です。

アルバイトをいかげんにしている人は少ないと思います。みんな自分なりに懸命にやっています。そこが一番大事です。その本当に頑張ってきたことをきちんと書くのです。その頑張りを後で言葉にかえるのがESです。だれもが働きながら、気づいたことを言語化できるわけではありません。それを徐々に考えていくのです。

アルバイトである必要はありません。本当にがんばっていれば言語化しやすくなります。うちでも困るのは、頑張ったことがない場合です。言語化してもそれは私たちの提案であって、そうそう、それ使おうみたいになるともうその言葉は嘘の言葉になってしまいます。がんばったことがあると提案した言葉は、あっそうか!となるわけです。問題をしいて起こさないような振る舞いをしている学生を逃げ癖のある学生と呼んでいます。問題があるから行動します。逃げ癖のある学生は平和に過ごせますが、成長はありません。そういう大人を何人か知っています。40歳になっても親の車で移動して迎えに来てもらい、親と同居して自室で紅茶を飲んで、音楽を聴いてアルバイトしてすごいしている人達です。彼らはこぞって言います。就職活動したけど大手に決まらなかった。だから中小で働いたが、続かなかった、と。この最初に決まらなかった原因が問題から逃げるクセがついていたからです。好きな勉強はできるので大学はいい大学を出ています。しかしいい大学を出ているから、大手に行かないと許されないところが自分の中にあったのでしょう。

こういう40代を私は複数知っています。40代でアルバイトしていることではなく、社会や人のせいに就職していないことに残念さを覚えているのです。夢を持ってがんばっている40代は素晴らしいです。

だからこそ、一番大事なことは学生時代に頑張ることです。逃げ癖をつけないことです。私は何度も書きますが、学歴がいい悪いと言っているわけではありません。学歴の違いは単なる勉強面だけの違いではないですし、その解消方法もきちんとあります。それよりも学生時代頑張ることがなかったら、いい大学出ても関係ないですよ、ということです。

≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫

https://www.sankei.com/premium/topics/premium-31847-t1.ht

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