学生時代挑戦したこと。

みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

チャレンジとはなんぞや?

チャレンジとは基本的に人に対して使うことです。だから就活の場合は主に自分に対してです。つまり自分の限界をどう越えていくかという観点が就活で問われるチャレンジです。

挑戦と訳されますが、トライとは違います。チャレンジして成功したこと、をよくESや面接で問われます。この場合は成功することが困難なこと、として考えていきます。

学校のテストではないので、厳密にこういう意味です、というのはないですが、やはりこの場合は、人を倒すや戦うという意味よりも、自分への挑戦と考えるのが妥当です。しかも失敗する可能性の方が高くトライして成功したことを挑戦したことと考えて書くべきでしょう。

何が困難なのかがわからない

これは大きな考えちがいで、大事なのはその成功するまでの過程です。こういうESを書くときに困るのは、自分が書いたESを審査する人が読んで困難だと考えてくれるのか、と気にしてしまうことです。誰が読んでも明確なものは問題ないですが、自分にとっては困難な挑戦だったけれども人から見られるとどうなのか、とばかり気にしてしまっています。

例えば、フルマラソンに初挑戦や、富士山登頂に初挑戦、万年弱小部活が、初めての全国大会出場などこういう誰が見ても困難なことは分かりやすいですが、そんなにチャレンジする人はいませんよね。だからこそ自分にとって困難であればいいんです。基本的に初がポイントです。初めてだから困難なんことになります。再チャレンジもいいですけども、自分にとって分かりやすいのは初のことでしょうね。

ある学生さんで、アルバイト先が福祉系のアルバイトで人員不足でした。そこで初めて、求人をポスティングしました。結果2名の応募があった。という話ですが、この話自体は大した内容ではありません。当時は単独でチラシを印刷して5000部ほどでしたが、1件1件ポスティングするのは珍しかったときです。大事なことは、なぜそれをしたのか、単なる人員不足が原因ではないし、それをずべて一人でせざるおえないし、そこから人をどう巻き込んだのか、となりますし、つまり中身がこい話になっていきます。これは300〜400文字で書けばいい内容に伝わります。一番大変なことは字数が少ない、150〜200字くらいの時です。こういう場合は本当に結論と理由くらいしか書けません。上記の話も字数が少ないと書いても通過できませんでした。

だから企業によって問われ方は違うので、本当に一番いいのは、誰が聞いてもそれはチャレンジだと思わせられる内容を書けれることがいいことです。だからこそ大学生活が大事です。大学入学当初にやはり決めないといけません。どういうことをチャレンジするのかを。最初から具体的に立てることは難しいでしょうから、ある程度世間から挑戦したと思われることをやろうと決めてください。そうすることで2回生くらいにこれでやろう!と具体案が見えてきます。チャレンジした内容がん〜?と思われる人のほとんどが、大学生活をこなしているだけの人です。

企業はなぜ短い字数でチャレンジ内容を聞いてくる?

レベルの高い人に働いてほしいからです。レベルの高さは、様々ありますが、総合的に高い人です。困難なことをクリアするには絶対に一人では不可能です。いろいろな人を巻き込みます。途中諦めようとします。しかし諦めずに成果に結びつけている人です。企業の命題は、「存続すること」です。存続するためにはハードルの高い結果を生み続けないといけません。その高い結果を生み続けるのは、人です。その質の高い人を求めているのです。挑戦し成功している人は必ず成長しています。字数が短い場合は、そのハードルの高さを求めています。人の本質の高さです。だから最初に書いているような内容ではなかなか難しいです。中身を濃くしたところで挑戦しているハードルが低いということは、本人にとってハードルが高いだけで企業側にとっての考えではありません。だから人が見てこれはすごいという内容を好みます。

学校は横並びですが、企業は横に並んでいればすぐに追い抜かれます。携帯3社のような寡占状態であれば均衡が保たれますが、そうではありません。そこが受験生の問題なのです。横並びと考えてしまうところが受験生の甘いところです。横並びと考えていないから早めに色々とチャレンジしている学生がいるんです。学生生活は入学してからスタートしているのです。

挑戦することだけでしか人は成長しません。

挑戦すると人はどんどん精神的に強くなります。うちの学生さんでも能力はとても高い人はいます。分析できて、小目標を設定し、大目標に向かう過程を上手に考えあげる人がいます。そしてリスク管理と称して、もう一つの道を予め用意します。しかしこの変なリスク管理が問題です。そう考えて予防している人ほどその大目標ではなく、予めリスク管理と称していた目標の方に行ってしまいます。第2志望に行くことになり、第1志望のところにいけないのです。理由は簡単です。第2志望に行くように考えているのです。だから挑戦にならないんです。本人はリスク管理と言いますが、それはリスク管理ではなく単なる予防線であり、そこに行くように考えていただけです。

成功確率の低いトライを挑戦と仮定するならば、挑戦するということは、失敗する確率の方が高いんですから、そこをどう突破したらいいのかを集中して考えないといけません。情報を分析し、整理し、強み弱みを考え、方向性を示し、その方向に向かって全力で進んでいっても成功しません。援助してくれる仲間を引き寄せてはじめて成功します。だから成長するのです。企業が求めている人材は、リスク管理という名の安定を求めているだけの人間ではりません。かと言って無謀になんでもトライする人をおとめているわけではありません。挑戦し成功した人こそ、強いチーム力が作れるのです。

資生堂、日用品売却。あのTUBAKIも

プロ経営者の現実は厳しいです。今資生堂で利益をあげている日用品部門を売却し、高級化粧品部門を守ろうとしています。TUBAKIは華麗なCMを作り、仲間由紀恵など当時の綺麗どころの女優複数起用してすごいインパクトがありました。その効果もあって、化粧品も高額で販売できたのでしょうね。プロ経営者でなければなかなか決断できなかったことでしょう。これはこれですごいことだと思います。新型コロナというものは大手企業にすごいすごいダメージを与えています。

1年間本当に企業の業績は変わりました。資生堂も生き残りをかけて必死です。20年12月期の営業損失の予想は40億円、前の期19年12月期の営業利益は1138億円です。2期で考えたらプラスの1098億円ならいいじゃない?と思いますが、これがプロ経営者の宿命なんでしょうね。1期ごとの成績が大事なんでしょう。売却してそのお金を化粧品に投資しても、販売構造自体が対面式なんでオンラインなどを進めたところで人が動かない限り化粧品は買わないし、高額のものであればあるほど対面の充実だと思います。だからこそ利益構造をあげるまでに成長させた事業を売却するのはどうなんでしょうね。外の人間がとやかく言って仕方がないですが、資生堂ブランドの高さがネックにならなければいいですが。

プロ経営者というのはうまくいき続けないといけません。例えば、元アップルの原田さんなんて、マクドナルドの業績を上げる反面、ブランド力を失墜させて、次の経営者を混乱させる状況にしてしまいました。次のベネッセでは前任者の顧客情報漏れの責任をとらされた形で社長就任後すぐに辞めています。そして今度はタピオカです。ブームが終わっている中での就任です。原田さんを見ているとプロ経営者にとって最も大事なことは会社の業績ではなく、自分の名声のようですね。タピオカでもう一旗あげてやる、というような意気込みを感じます。

ある意味我々素人からすると、プロ経営者と野球のGMと同じです。そう考えると今のソフトバンクが強いのは、王球団会長がGMみたいなものなんで長期に物事を見れる立場だからこそ球団経営がうまくいきます。その王さんに全て任せている孫正義の手腕の高さも伺えますね。つまり株主と経営者が団結している企業は育成成長を掲げられますが、ほとんどは経営者は数字で株主に示すしかありません。

就活で社長はどんな人なのかは必ず見ておいた方がいいですね。プロ経営者の場合は必ず経歴をしっておかないと企業の行く末が変わります。一見、原田さんのようにアップル、マクドナルド、ベネッセと聞いたらすごいと思うかもしれませんが、実態は調べてみないといけません。表向きと実態は大きく異なります。

≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫

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