普段の自分がそのまま出ます。小山田氏はあかん。
みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
就活でその場しのぎの嘘は通じない!
東京五輪の楽曲制作を担当している小山田氏の記事が世間を騒がせています。現在52歳、その記事は27年前だそうです。そう考えると25歳です。25歳でいじめていた話、しかも障害者に対してのいじめを悔やんでいるのではなく。それを武勇伝のように面白おかしく話していてしかもその記事を掲載している担当者も同じように面白おかしく記事にしています。当時はそういう時代であって、今反省しているからいいでしょう、という擁護の言葉もありますが、言語道断です。25歳やその記事を書いているライターももう大人です。その時におもしろおかしく書いているような人間が今は大きく考え方を変えたと言っても、もし考え方を変えているなら、話が来たときに辞退すべきことです。過去の発言や言動は覚えているはずです。そして謝罪のコメントもしています。そこでも辞退するとは言っていません。結局は辞任していますが、本当に本人の対応が悪すぎます。自身の価値観よりも名誉欲が優っている表れです。
最近の論調に自己都合のいいほうに論理展開をしていって目的の方から遠ざけようとします。ここまでひどい人は就活生には出くわしません。かといって名誉欲という部分では、一流企業に就職して良いように見られたいという欲はあります。そしてやっていないことをさもやったかのように主張する学生は多いです。その多い内容が、チームとしてのアシスト的な役割です。企業は直接、集団での役割はなんですか?と聞いてきます。集団に関心がなく、人は人、自分は自分という学生さんが多い中、こういう質問は困ります。集団とは関りがないので、とりあえずアシスト的な役割の造り話をします。そしてさも自分は、率先してアシスト的な役割をやっていったような内容にします。その場はうまくごまかせても、面接が進んでいくうちにボロがでます。そのボロや矛盾に気づかないから就活は上手くいきません。最終面接で足元をすくわれるケースもよくあります。
3回生の今だからこそ勇気を出して人と関わろう!そうすることでちょっとした関りが増します。その時の感情や行動が就活での質問内容に生きてきます。学校や集団の中での自分のキャラクターはあるでしょうが、そのキャラにこだわらずいい意味で少しだけ人を気にかけるようにしてみてください。「おはよう!」と一言でも変わります。そういう行動をしていって感じたことを就活で話していくのです。大企業の場合はマイナスがだめなんです。伸びる要素に「素直」が一番です。変化を作り出し、変化を楽しむ、そういう感じ方をしていってください。大企業が嫌がる学生の例として、あの飛行機内のマスク拒否騒動の容疑者みたいな人です。彼は東大出身です。学力が高くても、度が過ぎる個人主義の強い学生です。だから就活が上手くいかず、こういう事件を起こしてしまいます。この騒動の父親が「就職活動が上手く行かなったのが原因」だともおっしゃっていました。
コミュニケーションは場を読み取る力
就活が決まらない理由の大きな原因はコミュニケーション能力です。このコミュニケーション能力は場を読み取る力です。小山田氏にしてもマスク騒動の人にしても場を読み取れないんです。25歳になっていじめていたことを武勇伝のように語り、飛行機内で乗客の迷惑よりも自分の我を通し存在感を主張するような人たちに場を読み取る力はありません。うちの学生さんでもいじめられた学生さんも逆にいじめたことのある学生さんもいます。自己分析で過去の行動をヒアリングするのできちんと話してくれます。いじめた側の子は20過ぎているのでみんな反省しています。就活でいじめたことがあるという話はしませんが、いじめた側の学生さんもいじめられた側ほどではありませんが、心に傷を負っています。そして話せば話すほど、謝りたい、という学生さんもいますが、それは止めます。なぜならそれもいじめた側の勝手な主張だからです。いじめられた側は顔も見たくないでしょうし、謝られても許すしかありません。正にいじめた側の自己満足でしかないのです。そういうこともお伝えしたこともあります。多かれ少なかれみんな成人した場合には反省しています。武勇伝のように話している学生さんはいませんでした。
就活で大事なことは場を読み取る力です。事前準備で話すことをいろいろ用意しますが、この時はこの話、この時はあの話などその場の空気感で話すエピソードは変わります。その話す内容の引き出しを間違わないように場を読み取る力を鍛えましょう!その1歩が、人とちょっと関わってみることです。
一つ付け加えると私は音楽はわかりません。音楽と人間性は比例しません。だから彼の音楽を言及しているわけではありません。そういう意味でいかに就活が理性的かは今回のことで再認識できますね。
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫