「個性」とは、その人の考え方のことです。
就活で大切なことはことは個性です
個性とはキャラクターです。キャラクターというと、芸能人で言うと「さんまさん」などはわかりやすい例になります。偏っていくとお笑い芸人のナダルさんやクロちゃんもキャラクターの強さです。就活生にさんまさんは求めても、ナダルさんやクロちゃんのような偏った個性は不必要です。就活は自分なりの考え方が何よりも大切です。幸せ、というワードに対して、自分はどういう考えを持つのか?幸せとは、辞書で引くと、その人にとって望ましい、不満がないこと、となります。真面目とは、辞書で引くと、うそやいい加減さがなく、真剣なこと、となります。これを自分の経験から変換すると、「真面目とは、物事に真摯に向き合い、本気で取り組み、人に対して誠実であること」と自分の経験から定義づけをしていきます。この自分の定義づけこそが、その人の個性なんです。
定義づけをして、面接で話していく
自分の経験や体験からくるものを自分なりに定義づけしてそれを面接で話していきます。もちろん誰もが「おー」などというリアクションはしてくれません。ひどい時には「聞いたことだけ答えてね」と言われることもあります。ただ、定義づけすることで自分の体験や経験に感情が入る分、真実性が増していきます。面接で大切なことは雰囲気・印象です。そこが一気に増すのです。ただ定義づけをしていけばいくほど、失われていくことがあります。それが、愛嬌です。愛嬌つまりかわいらしさです。外見ではなく、内面の愛嬌です。
就活で上手くいきにくい人は、この愛嬌がたりません。例えば、芸能人の方をイメージしていただければわかります。アンジャッシュの渡部さんやふわちゃん、さらに最近の国分さんなど、みなさん不祥事で干されていきます。この干される原因は不祥事だけでなく、「鼻につく」というやつです。どこか上から目線で親しみが薄く、人を褒めていてもどこかでけなしているような感じが出ている人たちです。この雰囲気をどう解消すればいいんでしょう。一番いいのは「一生懸命さ」を出すことです。
うちの学生で、最終面接で、そこの企業に行きたいために、企業研究だけでなく、東北までいって研究施設を見にいき、さらに営業所に出向いて就職の方法を具体的に聞きにいったり、最後は、最終面接の受付の女性に「どうやって入社できたんですが、私は本当に入りたくて・・・」と徹底して入社の意思を前面に出していきました。最終面接まで来た学生さんです。それなりの評価をきちんと得ています。でも最終で落とされることは多々あります。その大きな理由の一つに、「この会社を任せられる人材かどうか」を50過ぎの役員さんは判断していきます。20過ぎと50過ぎです。年齢差がありすぎます。
任さられる人財とは、「素直さ」です。これからこの入社しようとする学生を会社は鍛えていきます。その教育の中できちんと先輩やお客様のご指導を聞く耳もって成長できるかどうかはとてもとても重要なことです。鼻に突く学生が会社や先輩の言うことをきちんと聞くかどうか微妙です。
フジテレビ、日本大学、共通していること
日本大学は忘れたころに、問題が生じます。フジテレビなんてどんどん問題が出てきています。これは何かと言いますと、欲深いトップが長く君臨していたからです。トップの色がどんどん浸透していきます。日本大学なら、田中元理事長であり、フジテレビならば日枝元取締役相談役です。こういう人たちの仕事の姿勢がどんどん浸透していきます。それは長く君臨していればいるほど根深く残ります。こういう人たちに認めれる人が出世していくわけですから、出世した人もこういう人達と同じなんです。田中元理事長や日枝さんのような悪貨は、どんどん良貨を駆逐していき、企業がどんどん腐敗していきます。悪貨は良貨を駆逐するという事例は五万とあります。多くの大企業のリーダーは人格も立派な人ばかりです。ですから、悪貨を企業に入れるわけにはいかないので、企業は新人を育てようとしていきます。企業は人の集まりです。だから自分の個性をしっかりわかってもらったうえ就職していくと必ずうまくいきます。
自分がどうなりたいか?どうしたいか?それがわからなくても自分の見栄やプライドは置いておいて、しっかり考えていかないと就活はうまくいきません。自分は悪貨でないと思っていても、企業は悪貨と思ってしまうから、内定がでないわけです。悪貨と思わせない方法は「素直」に自分を表現することです。
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫