資生堂の女性活用。

みなさん、こんにちは~。内定塾大阪校です。

仕事をする上で、女性にとって重要なことは、絶対的に「働きやすさ」だと思います。

働きやすさとは、残業や有休、育休制度などが充実し、取得率の高さ、さらに女性管理職や活躍できる場の多さこれらが総合的に高評価であれば、働きやすさが高いと思われます。もちろん業界は大切でしょうが、本音のところはこの働きやすさがメインかなと思います。

そういう意味では、資生堂は本当に進んでいます。資生堂の創業は明治5年になります。福原有信さんが銀座に資生堂薬局を創業したのです。この福原有信氏は生命保険の草分けとなった帝国生命保険会社(朝日生命)を創立し、薬剤師学会初代会長にも就きます。明治は「婦女子には教育は不要」という社会風潮の中、積極的に女性の仕事を創出していきます。彼は女性が働くことにとても開明的な考えを持っていました。ちなみに資生堂薬局は夏目漱石の「ぼっちゃん」にも出てきます。この資生堂スピリットは株式会社資生堂の初代社長の福原信三氏に継承されていきます。信三氏は「男女すべからく働くべし」と発し、「女性が働くことに大きな意味を求める」企業文化へと発展していきます。

しかし、現実は、1997年当時、化粧品部門の女性は1万超えるのに対し、管路職は100人未満。それに対して男性は4人に1人は昇格していくという現実がありました。これには様々な要因がありますが、まず第一に掲げられるのは「働き方」です。全社員が働きやすい環境をいち早く整備するということで、1987~1996年仕事と育児の両立啓発期、1997~2004年ジェンダーフリー活動期、2005年~2009年)女性リーダー育成期、ワークライフバランス充実期、2010~2012年ワークライフバランス発展期、働き方改革 2013年~2015年 女性管理職登用成熟期として、発展的にジェンダーフリー、ダイバーシティを実践し、性別、国籍関係なしに積極的な働き方改革を進めています。

働きやすい環境は、生産性を向上させます。女性は我々が考える数段大変です。その中で、最大限に能力を発揮してもらうために環境整備は欠かせないのです。いち早く女性の能力の高さに着眼していた創業者の考えが、国よりも速いスピードで女性登用を進めてきた会社だからこそ業績も高くなるのですね。

就職するときに、「私が働く上で大切にしているのは、ワークライフバランスの充実です。」と大きな声で言えるような風土になればどんどん男性女性問わず、働きやすくなりますね。そういう意味でも資生堂さんの社会に対する責任の高さはあります。すごいよ本当に!資生堂さんの改革は。

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