伝えるために大切なことは。起承転結の起。
みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
伝え方の苦手な人の多くは、起を話さない。
起承転結を誰もが知っている桃太郎の話で考えると
起は、川から桃が流れてきておばあさんが川その川を拾い、切ったら中から人が出てきた。
承は、鬼が悪さをして、村が大変な目に合う
転は、そこに桃太郎がきびだんごを使って子分を集め、鬼退治。
結は、村が平和になったとさ
となるわけですが、多くの学生は、自分の話をするときに、転、結ばかりを話そうとします。話の起の部分はその話の導入の部分です。桃太郎はどういう人物なのかがわかってこの話は分かりやすくなります。そこを意識して話してほしいわけです。ある学生が親に呼び出されて実家に話に行きました。話し合いの結果、~業界以外にも、~業界を受けるようになりました。と話をする学生さんがいます。彼は結論を言いたいだけなんです。それでは聞き手には伝わりません。この話の大事なところは、なぜ呼び出されたのかです。そこが起の部分です。起が明確になると、転も大きく変わります。桃太郎も、桃から生まれたから人間でない物体が、いろいろな行動して人間ではない鬼を対峙する転が活かされるわけです。
だから先ほどの話では、就活状況を上手く進んでいないのを聞いた親が私を呼び出した。親は小さいころから総合商社に入れるような教育をしてきたつもりでしたが、私が総合総社がダメだったので、呼び出したのです。と起を明確にするとその後の話がイメージしやすくなります。このイメージさせることこそ就活での話では大事です。総合総社に入れたがっていた親への反発や親への申し訳なさなど、聞き手は先読みして話を聞けます。そういう想像を膨らませることが起の部分です。ドラゴンボールでもいきなりナメック星に行った御飯やクリリンの描写では話がわかりません。御飯は悟空の息子でクリリンは悟空の親友で悟空が死んだから生き返らせるためにナメック星に来た、という起の部分が明確になると、いちいち1巻から読まなくても、ナメック星についてからの話でその後の話を読めるのです。
志望動機も起が大事。
志望動機も同様です。いきなり、御社の社風が私と合い、私のやりたいことを実現できるから、と言われてもわかりません。まずは、業界を志望した理由、そして貴社を志望する理由と話していくことで、実現したいこともわかるわけですね。
起承転結で話せれば、アンサーファーストは不要。
アンサーファーストで話すと結論が先だから聞き手は聞きやすいです。このアンサーファーストの欠点は、学生は慣れていないという点です。我々日本人は話しながら考える習慣があります。だから上手く話せません。結論は後でもいいんです。大事なことは、聞き手に話の予想をつけさせることです。起承転結の場合は聞き手は予想しやすくなります。ただ、起承転結の場合は、起をしっかり伝えないと聞き手の予想はできません。アンサーファーストだとそういうことはあまり意識しなくてもいいのです。アンサーファースト、その後に理由です。結論を後ろに持ってくる場合は、物語調にならないと聞き手は苦労します。
何が大事かを意識してください。面接はしっかり理解してもらう事です。答え合わせではありません。自分を理解してもらうことに意識してください。よくユーチューブで言っていました、という学生さんがいますが、これは一昔前のテレビが言っていました、と同じです。テレビもユーチューブも同じです。一方通行なのです。言っていることは正しいでしょう。それを真に受けすぎるといけません。大事なことは目標目的の達成です。つまり何のために話して、その目的のためにどういうことをするのかが大事なんです。目的が明確になれば、やり方は無限大です。そういう就活をしていくとだんだん話すべきことが見えてきます。
面接は自分を伝える場であり、自分という人間を理解してもら場です。ですから自分の能力を思う存分アピールして下さい。御社でどの能力を活かして何ができるかです。
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