大学2回生からできること
必ず目的を考える習慣をつける
何か行動するときに、目的を考えます。「何のため」です。
例えば、友人と食事に行く、ときに「何のため」に食事に行くのかを考えます。
楽しむため、では抽象的です。なぜ楽しむかです。最近親とけんかして、気分を紛らわすため、でもいいですが、やはりその先の、その友人と話をして、今一度冷静に状況を考え、自分を改善する方法を見出すため、とかになるとより具体的になります。何のために行動するかを具体的に考えていく習慣を身につけていきましょう。
そしてその行動の後に目的に合っているかチェックします。うまくいかなかくても良いんです。目的を持って行動しその結果を自分が把握することが大切です。いけないことは目的に無理に行動を合わせることです。
話の主題や主訴を意識して聞く
大学生と話をしていてよくあるのが、話の筋がずれているということです。例えば、目的について話をしていても聞いている側が目的ではなく、目標にすり替えて話をしてきたりします。この微妙なズレが議論をくるわせます。必ず相手は何のことを話しているのかをきちんと把握して聞くようにしてください。特に相手の話が長くなればなるほど、何について話をしているのかを忘れてしまいます。主題やテーマは何なのかを絶えず聞きながら復唱してみてください。
話のズレを意識しながら、次に返答+αです。例えば、円安になった方がいいですか、円高になった方がいいですか?と聞かれたら、円安の方がいいです。ではダメです。必ずその理由もつけて答えるようにします。円安の方がいいです。なぜならば…、とつけることで相手は新たな質問をしてくれます。返答だけならば相手はそれ以上に話をしてきません。この+αこそコミュニケーションにおいて大事なことです。
トップ大学に行っても就活できない人もいます。
高校生までは偏差値が人の差のような考えている人もいます。就職活動は異なります。いい大学を出ている人がいい企業に就職できるわけではありません。逆に偏差値レベルはそこそこでいい企業に行けている学生さんもいます。せっかく頑張って勉強して大学に入学しても、企業選びで失敗したらオジャンですよね。不登校で高校に行けず、自力でがんばってとある有名私大に入学できました。しかし就職は思うようなところにいけなかったという話もよくあります。
これらはすべて大学生活に問題があります。組織で人と関わらず、人との関係を構築しないから、一番大事な雰囲気と話す間やタイミングで差が出ます。就職活動で最も大事なことは自分の強みを売り込むことです。この強みは一人では形成できません。人と関わりあう中で競争し、負けて、勝って、協力してその強みが磨かれていきます。大学2回生からは人と関わることを意識してください。そしていい組織、いい仲間と共に成果を挙げるために強みを伸ばしてください。
長い人生のためにはまずは大きな会社。
大きな会社は教育と設備が整っています。教育をきちんと受けるのとそうでないとでは、長い人生の後半が大きく異なります。その経験を通じて未来に活かせるのです。そう考えると2回生からの活動が大きな変化になります。大手に内定をもらえない学生の特徴は、人とのかかわり方にあります。面接を単なる技法と思っている限り内定はもらえません。企業は人の集まりです。その企業というムラに学生を入れるのを歓迎すべきかどうかがまずは大事なんです。それが能力であり、チーム力であり、あきらめない力などになります。まずは自分のカラーをつけることです。それが強みです。私がこうしてこういう結果になった、や、私がこういう方向性に導いてこうなった、などの主張はあまり喜ばれません。なぜなら、「私」だけだからです。私とあなた、私たちが大事であって、私の能力はしれています。40社受けて決まらない学生の多くは、この共にが欠けています。そういうことをある程度実感させてみましょう
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