面接では的確に答えましょうよ。

みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

聞かれたことにきちんと応える

コロナについてどう思う?という質問が最近多いです。このどう思う?は厄介です。大事なことは自分の意見や経験を踏まえて話すことです。それがテレビの言っていることでも構いません。それが自分の言葉になっている時点でもうそれは自分の言葉です。聞かれたことにことに応えるというのは、自分の経験を踏まえた考えを述べることです。単に口頭試問のように黙々と聞かれたことだけを応えるわけではありません。この時に大事なことは感情です。経験や体験を通じてどう感じたのかを話に盛り込むことで伝わり方が変わります。

具体的に話すというのは、経験や体験と考え方+感情を加えて話をしてくことです。これが最近の学生さんは本当に苦手のようです。抽象的に話している人が本当に多いです。

ではどうすれば具体的に話せるのでしょうか?

意見を言うためには客観的に物事をとらえなければいけませんが、それでも考えはでません。なぜなら、他人事だからです。大事なことは自分事としてとらえることです。日々の出来事に対して自分ならどうするかです。そのどうするという行動の前に必ず感情を意識します。どう思ったのか?だからこういう行動をしようと。上記のコロナについてどう思う?に対して、「どうもこうも我慢するしかないじゃないですか?」では自分なりの意見にはなりません。コロナについて、不愉快だ、腹立つ、いろいろ制限されてくやしいなどの感情があり、その感情を覆したいから、情報を集め、制限されない方法やまだここまでなら我慢できるなどの線引きなども自分なりの意見になります。~するしかない、という考え方は単に消去法的な発想です。それは改善や突破ではない方が多いです。改善や突破するには、まずは感情を整理してその感情をばねにした行動が多いはずです。このままでは~などから反発して行動していくわけです。感情面がおろそかだから具体的な話ができないんです。

コロナになって我慢ばかりしている→つらい→つらいけどいい面もあるのでは?→オンラインの普及でのメリット。などと考え方が変わります。これが個性であります。そのポイントはつらいという感情です。それをとばすと、コロナになって我慢ばかりしている→仕方がない。となるわけです。だから実は具体的に話ができない人の多くは感情に意識が向いていないし、意見が上手く言えない人も感情にスポットを当てていない場合が多いです。感情に意識を向けて考えていくと話が見えてきます。

面接に雑談はありません。

よく面接中に雑談を話す場面があります。「君は阪神が好きなんだ~。僕も阪神が好きでねぇ~」などという共通の好きな話題の話はよくあります。そこで面接官が最近の阪神どう思う?と聞かれたら、笑ってはいられません。そこは選考の基準になります。何が基準かと言いますと、その阪神についてのことではありません。そこでの話す内容です。具体的に根拠を持って自分なりの考えを言えているかです。それを聞いたことを踏まえて、よし、意見を言うな~、となってでは当社の~について、などと聞いていきます。つまり阪神の話題はある意味ではフリです。その内容が自分の考えを持っている人かどうかを試しているわけです。

面接でのポイントは考え方をきちんと伝えることです。そこに根拠が必要です。その考え方の先に企業研究にも絡んできます。いくら企業研究をしても考え方が幼ければ無理ですし、感情が薄ければ企業研究もテストの一環にすぎなくなります。考え方と感情と企業研究はセットです。この3つが上手に絡み合いながら話を進めていくことで個性が発揮されていくのです。

企業研究のポイントは知らないことを知っていることです。HP上のことはもちろんですが、製品だって知らないことはたくさんあるわけです。その製品がどういう進化で今市場で喜ばれているのかを知ることも企業研究では大事なことです。企業には全て歴史があります。その歴史は全てストーリーです。製品が市場で受け入れられるためには数多くの苦労があり、それをみんなで乗り越えて今製品となるのです。その過程の中で自分がどう自分事としてとらえ、感じて、どうしたいかです。それも大事な大事な企業研究です。

≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫

オンライン就活セミナー開催中

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です