面接官からの賛辞を引き出す。
みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
そんなことまで知ってんの?よく調べてるねぇ
このセルフを出させて、不採用になった学生は大阪校では未だゼロです。これは企業研究の賜物です。このセリフを吐き出させるには、①企業研究。②話すタイミング。③話し方。の3点が必要なんです。面接官は人事の人だけではありません。営業なら営業の人。研究職なら、技術系の人が面接します。企業のことなんて知らない人も多いんです。その中で①に関しては、どうやって調べるかです。OBの人に会ったとしても、そこまで企業のことは教えてくれません。無料で検索できるネット情報は面接官も知っています。さらに就活用の企業研究の本もある程度企業側は知っています。ですから、もちろんこれらの情報+何を使って調べるかが大事です。②本や記事などで仕入れた企業知識をどこで話すかです。面接官は企業研究のことは直接は聞きません。「企業研究何調べた?」なんて聞きません。聞いてくれないのに話すことが難しいんです。つまり別のことを聞かれ、その返答の中に企業研究を盛り込まないといけません。そのタイミングが大事です。③このタイミングで話そう、と思っても面接官の聞いている主題とは異なる内容で話さないといけないわけです。だから伝え方が下手だったら、内容はスルーされます。面接官はたくさんの人からたくさんのことを聞きます。だから漏らさず聞こうと頑張ってはいますが、聞き漏らすことなんてざらです。そうなるとせっかくのタイミングもオジャンです。ということで、この3つを上手く盛り込むことは難しんです。特に面接官が役員さんや専門職の場合、人の話を聞くのがメインではないので、聞いてくれていないケースはざらです。特にまとまって話せていないと尚更聞く気が失せます。人事の人はやさしいから基本はきちんと聞いてくれます。この、「へぇ、そんなことまで知ってるんだ」という言葉は一見簡単に出せそうと思いますが、まさにタイミングを間違うと出ないもんなんです。
面接官から、いかに感情の表現を出すかはポイントです。ほぉー、もいいですね。いやぁーもいいですね。ダメなのは実は「すごいねぇー」です。これは人事の人が良く使います。このすごいねぇは、話し手は多いに喜びます。そうなるとスイスイと学生側が話しやすい環境になるわけです。別にこの言葉を怪しめと言っているわけではありません。ただ、この表現が出てきたら、次からの話がとても重要だという事を意識してください。
「すごいねぇ」は次からの話の返答への期待値。
このセリフで学生の気持ちを盛り上げます。学生側も上がりますが、実は学生の反応が変わるので、面接官も上がるんです。ですから次の質問への返答に期待します。それが大したことない返答であればダメですね。大したことある、ない、は面接官の主観です。何が大したことあって、何が大したことないのかは学生側はわかりません。だから学生側はきちんと感情も踏まえて包み隠さず話すんです。そこは大事な場面です。演説するくらいの気持ちでちょうどいいでしょう。
せっかく苦労して大学に入学できたのに、ここでオジャンというわけにはいきません。そのためにはタイミングが大事なんです。大事な時に大事な話をしてください。タイミングが下手な人は、相手の聞きたい話と、自分の話したい話が違う場合の対処の仕方ができないんです。聞き手に有利になるので、その時は相手の聞きたい話の中に自分が伝えたいことをどう盛り込むかです。伝えるべきことは、自身の強みです。それが上手く伝われば、そのエピソードも聞いてくるでしょう。何においてもタイミングです。そのタイミングは普段の自分の会話の中でつかんでいく習慣を身につけていきましょう。
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