グループディスカッションで成長した。
みなさん、こんにちは~。内定塾大阪校です。
以前、関わった生徒さんで我々とGDをしていた時の話です。
彼は全体でプレゼンをし、その終了後に参加した学生さんから1人、1人フィードバックをしていきました。
そのフィードバックのルールは
①遠慮せずにその人に対して、感じたことを素直に言う
②しかし、この教室を出たらそれ以降、その話は一切無し。
というものです。特にこの②が大切で、ついつい引きづってしまったり、食事に行ったりして、この話の続きをしたりします。そうすると火種の元になってしまいます。
だから、この話はもうこの空間のみで終わり、あとは話すらしない。
そうすると、フィードバックを受けた人は、本当に考えます。具体的に聞けないから、尚更自分で考えます。
就活にかかってくることだから考え方も真剣です。
そうなると、次に、自分で行動しだします。それが正解。不正解関係ありません。
なぜなら、就活に正解はないからです。
でも、一番大切なことは。「自ら考え、自ら理解し、自ら行動する」ことです。
つまり一言でいう「自立」です。
話を戻すと、彼は、ある学生さんにこう言われました。
「××さん、あなたの言っていることは、何が言いたいのかが伝わらない。論理性が全くない。聞いていて疲れる。」でした。
きつい言葉です。くれぐれも言いますが私ではありません。私ももっと柔らかい口調で、彼にはその話を何回かしています。
しかし、仲間からのフィードバックです。他人ではありません。仲間からなんです。
そこから、彼は変わりました。本当に変わりました。
物事に積極的に取り組むようになりました。彼とは、このGDの話はこれ以降いっさいしておりません。
彼は。おそらく深く傷ついたことでしょう。
でも、彼なりに改善していったのです。失敗を恐れず、学校の就活研修などにも積極的に参加し、いろいろ彼なりに失敗を多数していました。
その結果、彼は第一志望の、近畿の某県の県庁に就職できました。
当時のフィードバックに本当に感謝していました。
私の言葉よりも、仲間の一言、これが何より応えた。しかもそのあとこの2人はこのフィードバックの話を一切しませんでした。食事のときも、飲みのときも。
ルールをしっかり守り続けたから、いい結果に結びついたのだと思います。
フィードバックって、実は言っている側は自分に言っているんですよ。
自分の知らないことはわかりませんから、相手に見えているのは、実は自分のことなんです。
だから、きつい言葉は実は自分のことなんですよね。自分以上のことは見えませんので。
だから2人ともこの話を一切しなかったんです。
すばらしい。仲間の本気の言葉は、きちんと伝わるんですね。
何回も言いますが、私はこんなきついことは言いませんよ。ご安心くださいませ^^v
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