面接で問われる価値観
みなさん~、こんにちはー、大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
価値観が大切だという話はしていますが、なぜ価値観が大切なのでしょうか?
価値観というとぼんやりしています。しかし価値観を理念と置き換えて考えるとわかりやすくなります。
理念とは会社の羅針盤でありブレーキであり、会社の存在の軸です。
ビジョンはアクセルとよく例えられます。ビジョンは未来を描くものです。例えば、売上地域NO1を目指す。というビジョンがあるとすると、売上地域NO1という事ばかりに囚われてしまい、地域NO1は他店の売り上げを下げてもNO1という事になります。つまりビジョンに進めば進むほど、結果に執着し蹴落とすこともしだします。
ここで理念が「人として、原理原則にのっっとた行動」という理念があるとすると、行き過ぎたビジョンが抑制されるわけです。蹴落としてまでNO1になるわけではない!と行き過ぎたビジョンを止めるのです。
理念はブレーキにもなり、進むべき道を記してくれるものでもあります。
会社でいう理念が、人でいう価値観になります。理念が発揮されるのは逆境の時です。逆境になれば理念に従うか、欲に従うかが会社の存続に大きく左右します。
人でいうと挫折です。挫折で何を学んだのかが大事です。それが明文化されていなくてもいいのです。それが軸となって生きてきます。その挫折によって作られた価値観が自分の判断の軸になるので、その辺りをしっかり煮詰めておいてください。
企業でも理念は美辞麗句で理念に従って行動していない会社もたくさんあります。学生さんも自分の価値観をきれいな言葉でまとめるのでなく、それが真実味を帯びた行動もあっての言葉にしてください。中小企業は人間性でカバーできますが、超大手は人間性だけでなく、この学生は絶対にあきらめない意志の強さを持ち、倫理性と多面的に物事を考えられる頭脳と、自分を犠牲にしても人のために尽くせれる強い優しさと、チームとして自分の役割を考えれるチーム力と。挫折から学んだ強固な価値観を持ち合わせた人財こそが、内定をもらえるのです。
キーワードは「強さ」です。
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫