オリンパス旧経営陣、6人で約600億円賠償。株主に対しての損害

みなさんー、こんにちは〜。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

こんな賠償額払えるんでしょうか?1人約100億です。個人資産を売却し払うんでしょうが、元々この粉飾決算がずっと行われ続けた体質が怖いんですね。この6人は元社長です。そういうことがきちんと行われることを引き継げる人が社長になるのです。ある意味今回の粉飾決算の問題は、日本の資本主義が、縁故資本主義であり、銀行が多くの株式を持ち、関連企業が多くの株式を所有します。だからオリンパスのように外部のCEOのウッドフォード氏が、いくらおかしいと訴えかけても、持ち合い企業の連中は、旧経営陣の顔を立てて取り合いません。日本型経営の大きな問題の一つに株主利益よりも、企業の利益を優先します。

本来は企業の利益と株主の利益、そして従業員の利益、この3つがきちんとしたバランスで保護されるべきですが、日本型経営の多くは、企業の利益ばかりが先行してしまいます。その一つの要因にこの持ち合い制度があります。株主構成をよく見ると、同業者がお互い持ち合っている企業は本当に多いです。大株主がもの言う大株主でない限り、経営陣の独断になります。大株主が経営者というのも問題があるとは思います。

カネボウ、東芝、オリンパスと旧経営陣の責任以上に、その会社の風土が本当に問題です。その風土を変えようとすると左遷されたり、地方に追いやられたりします。そしてその間違った風土にあっている人が出世し、その間違いを推し進めていくんです。しかし今回の判決はある意味で経営を修正できる可能性が多く含まれた決定です。70過ぎで100億近く払わされると考えたら、おかしい経営はおかしいと新経営陣がきちんと変えれるようになると思います。せっかく築き上げてきたものが、地位だけでなく財産までも奪われるし、ましてや子供や孫にもその損害が受け継がれるとなるとそりゃまぁですよね。相続放棄しても家族はそれまでの裕福な生活はできなくなるんですから。

本当に企業選びは難しい。その当時は光り輝く企業でも悪き習慣引き継がれているんですもんね。こればかりは調べようがありません。ただ、株主構成はきちんとチェックすべきでしょう

≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫

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