内定塾流。就活塾はどんなところがいいの?
みなさん~、こんにちはー、大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
就活塾の見分け方。
最近、就活塾も大阪や神戸にも増えました。いろいろあります。京都にも増えました。就活塾を考えるときに実績ははもちろん必要です。その実績に以外にどういったものが必要でしょうか?それを以下にまとめています。参考でにどうぞ。
①個別指導かどうか、②経歴の長さはどうか、③ES添削きちんとしてくれるか、④企業をよく勉強しているか、⑤OB訪問の仕方は教えてくれるか、⑥内定保証の有無
①就活塾の第一条件は、個別指導であることです。
塾というと一斉指導と個別指導があります。これは高校生までの学習塾のことです。高校生までの内容は学習指導要領を文科省が一斉に作っています。つまり勉強する内容は決められているのです。だから一斉授業であろうと個別指導であろうと学習する内容は同じです。学校がやる内容を先取りするか後戻りするかの違いなだけです。しかし就活は違います。公務員試験のように出る内容が決まっているならばそれは学習指導とおなじですが、企業への就活は企業によって異なります。全然違います。企業が求める人財と自分ができること、それぞれがマッチしてはじめて就職できます。
特に強みに関してはみんなそれぞれ違います。個性は違うし、やってきたことも違います。すべて異なるのです。個人個人のつよみを考え、個人個人の行きたい企業を分析し。個人個人の将来のビジョンを共に考えていきます。就職活動は個人なのです。だから大学入試のような一斉授業はまず成立しません。個人も企業も一人一人顔は違うのです。
そしてその個別指導を判断する大きな材料に、メールやSNSを使った相談窓口がきちんとあるかどうかです。これってとても重要なんです。学生さんが聞きたいことって実はたくさんあるんです。例えば、髪の毛は括った方がいいのか?何時ごろに行けばいいのか?人事担当者にお礼のメールはどう打てばいいのか?などいろいろあります。聞かくなくてもいいのもありますが、就活は個人活動です。やはり不安なんです。電話で聞くこともないようなことをきちんと聞いてくれることが大事です。SNSの相談って本当に多いですからね
②経歴の浅い就活塾は危険。
就活塾の参入障壁は本当に低いです。学習塾よりもはるかに低いです。しかし実際やってみると大変です。学習塾のようにやる内容が決まっていればやりやすいですが、やる内容は決まっていない。どうすれば就活が上手くいくかのノーハウはわかりずらい。だから簡単に参入しても続かないんです。リーマンショック後就活塾は増えました。よくあるのが、「社長と直接話せる」などと謡う場合です。社長とあえてなんやねん?と思います。大手の場合は人事部がいろいろ仕切っていきます。最終面接で役員さんの登場です。社長にあえても仕方がありません。社長もよほどのことがない限り、独断でこの学生はだめだな、とは言いません。しかし中小企業なら別です。中小企業の場合は社長の権限は高くなります。あくまでも大企業の場合はそれぞれの役割があるから、きちんと役員で構成されているのです。
我々も本当に苦労するのは、話す内容がきちんと準備できるほどの経験値があるかです。同じ有名大学にいる人同士でも経験が異なれば、採用結果は大きく異なります。大企業は大学で選ぶことはありません。その人の経験とその人の特性で選びます。だから同じ大学だから大丈夫、みたいな一斉授業は全く意味を持ちません。
③エントリーシートの添削ができるか
これはどこもやりますと言いますが、単なる赤ペンで訂正するだけで終わります。エントリーシートの添削で大事なことはその人になりきって読むことです。Aさんという学生さんが書いたエントリーシートでは、Aさんのエピソードが書いています。そのエピソードは1種類ではありません。何種類も持っています。そのどれを書くかが問題なんです。その中身をどれだけいっしょに考えてあげれるかです。われわれもその人を知らずにエントリーシートの添削はできません。やはりその内容よりもよりいい内容を考えていきます。就活塾を長くやっていると本当にエントリーシートの重要性がわかります。その文章を通して自分を表現するのです。エントリーシートが上手く書け、中身が充実してくると面接でもあらゆる質問に難なく返答できます。
④企業をよく知っているか?
個別指導でないといけない大きな要因の一つに企業の多さです。学習塾は学習内容が定められているので学校ごとの入試問題は異なっても出題される範囲は同じです。しかし採用試験は様々です。習っていないことなんてザラに出ますし、勉強には関係ないことがほとんどです。だから企業の顔だけ面接の内容も異なります。だからその企業を知らないといけません。本を読んでその企業の経歴や流れをしったり、企業のことを知っているかどうかを調べるのに最適な質問は「どんな本を読んだかです」その本の内容が企業に即しているものか?それとも読んでいないのか?などで分かります。HPだけで研究することも多いですが、より詳しく知るためには本しかありません。それ以外でもファイスブックで会うことお可能ですが、会えるのは一般社員さんだけなのでHPの内容とあまり差異はありません。就活塾は研究熱心でないと続きません。私もキャリアコンサルタントの資格を持っています。これをアピールする人もいますが、正直この資格は大学生の就活塾に関してはさほど勉強対象にはなりません。企業を知らない人が指導しても難しいでしょうね。
⑤OB訪問の仕方を教えてくれる
採用されるための第一条件は、社風に合うか合わないかです。これは我々が決めるわけではありません。企業側が決めるわけです。よく求めている人材像に書いてあるのが、挑戦心があってあきらめない人みたいな内容のところがほとんどです。そりゃどこの企業も言われたことをそつなくこなす、なんて人がきても発展はないですよね。求めている人材像は必要最低限のことです。その上で、論理的に考えていたり、俯瞰して物事をとらえて、さらにチーム力があってとどんどんプラスアルファされていくのです。ある企業のグループディスカッションに論破することで勝ち上がるようなグループディスカッションがありました。これはこれでめずらしいのですが、5人にそれぞれのお題目を渡されて、どの企画を通しかという内容です。論破するという事はグループディスカッションではタブーなんですが、その会社はそういう勝ち上がる力のある人が欲しいわけです。これはこれでわかります。チーム力を問う場合は多いのが、仲良しグループになってしまいがちなんです。本当のチーム力は目標に向かって一丸と妥協せずに進むことです。だから個人の妥協しない気持ちを量りたいという思惑なんでしょう。かたや、ある催しで多数決でやる内容を決めた、がそれはそれでいいのか?という内容もありました。反対意見の人たちをどう説得させるかです。これも仕事は全体で進むことだという意図がよく伝わります。つまり会社によってほしい人材像は同じでも実はカラーは違うのです。それを見極める方法はOB訪問しかありません。OB訪問で大切なことは、社風を感じ取ることです。その人の雰囲気を知ることです。どういう人たちなのか?自分がそういう人たちの中でしっかりやっていけるのか?ということです。
内定塾ではOB訪問を一人ではなく1社最低でも10人はしてほしいとお伝えしています。多く合わないとわからないんです。もちろんすべての企業にこれはできません。自分が行きたいと考えている企業のみです。まずは最初の接点です。これは一番いいのは、学校からの紹介です。この一本の線から複数線を拡げていくのです。内定を取れる人はこれを上手にします。内定を上手く取れない人は、1人あってあきらめて終わりです。OB訪問を多くこなしている学生は本当に内定率は高いです。
しかし昨今気にしないといけないのが、就活セクハラです。女性はそういう意味でも気を付けて行動してください。OB訪問で酒の場で待ち合わせや時間帯が夜おそくで友人も呼んできてみたいなコンパをする人、もしくは相手方のマンションとかは絶対にスルーしてください。どこの企業にもコネ入社組はいます。そういうことをする人はほとんどがコネ入社です(証拠はないですが)。だから危機管理も就活ではとても大切なことです。OB訪問無しに社風はわかりません。もちろんOB訪問してなくても内定をもらえている人もいますから絶対というわけではりません。
内定保証の有無
個別指導と同じことではありますが、就活は本当に個人なんです。その人によって内容は変わりますし、言い方も変わります。人によって培ってきた経験に大きな差が出ます。その個人差が激しい就職活動に内定保証をつけれるか?です。この内定保証も単なる内定なら保証も可能です。しかしお客様が求めている内定と異なる場合は多々あります。つまり従業員10名くらいの会社に就活に行って内定をもらいなさい、と言っても内定になります。この内定保証という仕組みは本当にむつかしいですね。お客様の9割9分は超大手を望んでいます。だから塾に来るんです。我々はそこに向けて全力で取り組みます。しかし内定をもらえないこともあります。その中で自分の行きたい企業をまた考え直します。その学生にあった企業を共に考えます。我々は内定を取ることよりも、その子にあった企業を共に考えます。だから保証となるといつも?がつくんです。しかしこの保証をメインに打ち出している塾を否定はしません。それは塾のスタンスですから。そこはお客様の考え方ですね。だから内定保証があるから悪いとはいいません。大事なことは、学生にきちんと向き合えているかです。
まとめ
なんだかんだ言ってもやはりいい就活塾の条件は個人としっかり向き合っているかです。キャリアセンターはどうしても不特定です。そういう意味では個人指導をきちんとしてくれて相談に乗ってくれるかどうかです。就活生にも個性があります。個人個人の考えがあります。だから納得できない指導は受け入れません。それは本当にいいことなんです。就活の基本は自立です。自立の基本は自ら学び、自ら考え、自ら理解し、自ら行動する、ことです。そういう相手に立った指導や支援をしてくれるところがいい塾なんですね。よく見るからにかっこつけた講師がスティーブ・ジョブズばりのプレゼンしてそうな雰囲気のところはお勧めしにくいです。理由はお客様に寄り添っていなく、自己陶酔しているだけのような気がします。やはり長年やっていると本当に就活は個人の戦いであり、講師さんがその自分に向き合っている学生と共に頑張れるかがポイントですね。
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫