近鉄ホールディングス採用担当者 就活セクハラ。
みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
毎年、毎年、いいかげんにして!
近鉄ホールディングスの採用担当者X氏が就活生をホテルに誘い、そしてその学生は不採用という、いくらなんでもひどすぎる報道がありました。毎年、報道されます。その多くはリクルーターやOB訪問です。しかし今回は人事担当者の就活セクハラとはひどすぎます。どういう権限がこの人にあったかはわかりません。おそらく人事部というだけなのでしょう。そしてこういう奴は、過去にもそういうことを多数していたのでしょう。つまり採用不採用に関らず、関係を持ちバレなかった、というわけです。
なぜ実名で報道されないのかは不思議です。こういう輩がいるから、就活がどんどん難しくなります。この経緯は。女学生が、エントリーシートの添削してあげると言われ、食事に行き、そのままホテルに行った話です。しかも通過はできなかったというお粗末な事案です。おそらく内定が出ていれば話は公に出ることはなかったでしょう。このブログは産経新聞ではないので、はっきり言うと、ホテルに行った時点で女学生も覚悟はしていたと思います。ただこの大学生も2人で食事に行くような相手ならおそらく若いイケの面だったのでしょう。そこがこの男につけ入れられるところです。大企業の人事部、しかもイケメン、若い、となれば(イケメンで若いかどうかは報道されていません、あくまでも憶測です。)・・・、と考えるかもしれません。
学生側として、注意すべき3点があります
①老舗の長大企業、東証プレミアムに入るような老舗の企業の場合は、正直言って、学歴は大きな問題です。まず自分がその学歴にあっているかは冷静に考えてみてください。しいてどことは言いませんが、そういう大学でないと入社してから、入社した経緯を疑われます。
②下っ端には権限はありません。最終面接は、上層部がします。その最終面接でNO、と言われたら、どんだけ人事部の人が入社させたくても入社できません。昔は本当に人事部が決めて、最終面接は顔合わせでしたが、今は最終面接が厳しくなっています。だから有名大学を出ていても、学生時代の経歴は大したことがなく、話も他の学生に比べて浅はかであれば確実に落とされます。もし仮に関係を持った相手が社長であっても、最終面接を担当するかどうかはわかりません。社長の方からこの学生を指名するわけにもいきません。他の人に怪しまれてしまいます。取締役会というのは足のひっぱりあいみたいなところもあるんです。
③2人で飲みに行くことは断った方が効果大です。過去、このX氏と関係を持って入社した学生はおそらく実力で入社できた人です。そういう意味でも学生側は2人で食事にいく、酒を飲む、という行為は避けてください。カフェで会って意気投合して、酒を飲みに行くような話になっても「必ず人事部に連絡します。」と強気で接してください。その方が絶対に効果は大です。仮に人事部長であってもです。断った方が脅しは効きます。こういう落ち度ほ本当に有効です。人事担当者が下っ端なら人事部に報告、人事部長なら会社に報告としてください。もしそれなりの立場の人から謝罪がないようでしたら、それは報告を握りつぶされています。だから必ずあきらめず会社に言い続けてください。
就活セクハラが怖いからOB訪問はしないは絶対にダメ!
リスクはリスクが起こるような行動をとるから危険になるのです。2人で食事をしない、危険なところへ行かない、という自己防衛をきちんとすることです。就活で決まらない学生は焦ります。その焦りのために判断を見誤ります。この学生は2月に関係を持ったということで一般に多くの学生は3月から動きだすことを考えれば、周りも決まっていない学生は多かったと思います。だから焦っていたわけではないでしょう。多くの学生の場合は4,5月に上手くいかずに焦ってしまい判断を鈍らせます。だからこそまず、第3者に相談できる体制をきちんと作っておくことです。そこで冷静な助言をもらえます。うちの学生さんは、そういう目にあったことはありません。なぜならそういう場には行かないからです。過去にうちの学生にそういうメールが来ました。添削してあげるから食事でも、とあからさまなメールでした。その学生はまず我々に相談してくれます。そしてその企業は志望度は高くないから、普通に断ってその会社を受けませんでした。誰かに相談できる体制を用意しておくことは大事です。キャリアセンターの場合は多くの学生を見ているので個別案件に対応しにくいです。
OB訪問は社風が分かる一番の方法です。OBさんから話を聞かずして面接で上手く話せません。面接で大事なことは企業と自分との親和性です。それを会社の人の話を聞かずしてなかなかわかりません。だからこそ積極的なOB訪問とリスク管理をきちんとしてください。
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