6月は一度就活を見直すべき時期です。
みなさん〜、こんにちは〜。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
就活留年する、しない?
6月早々で、志望していた企業がダメで、志望度の低い企業は内定をいただいている学生さんも多いと思います。いく会社はそこでいいのかどうかです。苦労して有名私立大学に行き、自分の志望している企業に行けない人も多いです。この前ラジオを聞いていて、そのパーソナリティーの女性が婚活中だそうで、婚活パーティーが関西なら「関関同立以上」とか関東なら「MARCH以上」とかもあるそうです。そのように大学名でのパーティも存在するという昨今で、就職先を妥協していいものかどうかはとても悩みます。特に今年はコロナの中での就活です。そういう意味でも全体的に企業の採用枠も厳しい中で就活でした。苦労して今の大学に入った学生さんが、就活で思うような企業に行けなかった場合の将来不安はあります。最初に入社する会社は大切です。そこで何年勤め上げ、どういうポジションを勝ち取るのかで、先の転職も大きく変わります。人材会社の営業マンが言うには、転職市場で塾の先生ではなかなか売れないらしいです。理由は子供相手に先生、先生と言われていて、ストレス耐性に弱く、一般的なコミュニケーションが取れないのが大きな理由です。学校の先生の方が保護者ときちんと話をしたり、外部の人とも積極的に交流しているので単価は上がるそうです。このように行く先の企業や職種でその先の職種にも大きく影響するように、最初に行く企業選びを間違うとその先の人生も大きく変わります。
計画性のない40代は20代が行き当たりばったりです
就活浪人や就活留年はいいと思いますが、まずは今年、何がダメだったのか原因を突き止めないと来年に繋がりません。うちに留年や浪人してくる学生さんの多くはそこをきちんと考えてもらいます。日本の企業の場合は、まずは総合職として入社するため専門技術よりも、コミュニケーション能力を問われます。別に器用に話せなくてもいのですが、実際は器用に話せる人の方が採用されやすいというのは事実です。話せなくてもうまく行く人も多くいます。その人たちは共通して自分の良い点、悪い点をきちんと話し、それが今に繋がり、未来のビジョンにもつながっているのです。話が下手な人の多くは、自分の弱い部分を隠そうとばかりします。特に話が苦手なので尚更、それを露骨にしてきます。わかりません、特に何も、という返事で質問の返答を断ち切ろうとするのです。そうなると面接官はそれ以上深掘りしようとしません。
もしコミュニケーションに問題があるなら何を修正していくかが問われます。頭では理解できても実践できていないと意味がありません。自分に対するストレッチをどこまでかけれるかです。このブログでも何回も書いていますが、コミュニケーションは場を読み取る力です。話す必要はありません。適度なタイミングで、その場に適した対応をとるという事です。場作りこそがコミュニケーションです。いやすい空間を言語や身振りを用いてどう演出するかです。そのコミュニケーションをどのように向上させていくかを考えないければまた同じことです。
もしくは成果を生み出す行動ができていない場合も多いです。成果を生み出す行動ができていないとこの1年しっかりそれをしないといけません。単に学校に行って、単位をとって、友人と面白おかしく過ごしていただけではおそらく今年だめなら、来年もだめでしょう。就活留年して上手く行くケースは成果を生み出す行動を大学の時に取っていた人です。それがなく、それをしようとしないなら、おそらく来年も無理でしょう。今年ダメな理由はきちんとあるのです。だからそれを改善しない限り来年も同じことです。まずはその分析を1週間から10日で考えて、行動を計画しましょう。
自分の人生はレールではありません。
日本の場合、専門職に就きたくても、まずは総合職で就職するという方法が多いです。専門職という生き方を再度しっかり選ぶという事も大事です。総合職からは無理でも、専門職に就けるような仕事を選ぶのも方法です。ゼネラリストよりスペシャリスト。そういう感じで考えていくと夢よりも、それと同じような道に進んでいけます。パイロットになりたがったが、落語家になる、みたいなものですね。パイロットに固執せず、専門職に固執して考えていくのです。うちにはおかげさまでいろいろな学生さんにお越しいただいています。就活留年をする学生さんの多くは考え方がしっかりしています。これはやはりいろいろ考えて留年しようと決めたからでしょうね。
就活で一番大事なことは自分を援助してくれる人がどれだけいるかです。かりにOB訪問を繰り返していくと、OBさんも気にかけてくれるようになります。なかなか同輩はある意味ではライバルなので上手く心のうちまで聞いてもらえません。そういう意味では援助者を増やしていく努力をしていきましょう。就活で上手く行かない多くは、自分の過去の失敗などを隠そうとする人です。だから援助者も集まらないんです。
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫