コロナ禍でのガクチカ。
みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
大学でのガクチカがない!
コロナになっての2年間、正直ガクチカなんてない、と言う学生さんも多いと思います。ガクチカはあくまでも学生時代に熱中したことを聞いているわけです。このコロナできちんとしている大学生ほど、お上のいう事を聞いて、緊急事態宣言中は家にいたという学生も多かったと思います。その中でも、オンラインを通じて外国人との交流ボランティアをしていた学生さんもいますが、なかなか積極的に行動しないとそういうことはできません。だからって別に大学時代にこだわる必要はありません。高校の内容だっていいのです。大学の内容がないならば、それは仕方ありません。堂々と高校時代にがんばったことを伝えればいいんです。大事なことはその高校時代の頑張りをどう会社で活かせるかです。
そこでやっかいなのが、高校時代は勉強をしていたという学生さんです。最近こういう学生は多くて、進学校に進んでいる学生は学校の授業についていくのに必死だったとなるわけです。企業がガクチカで知りたいことは、それで何を学んでどう活かすかです。多くはガクチカを通してチーム力や仲間の援助に気づいていきますが、勉強だけだとなかなか援助と言う部分では難しいかもしれません。みなさんが考える以上に企業は採用は慎重です。ある世界的大企業の人事部は、理工系の大学院生の面接でその学生の雰囲気は生意気だ、と全員一致して不採用にしようとしていたそうです。その時に役員の人から「君とその学生はどっちが生意気なんだ。」と聞かれ、よくよく考えてみると今の自分の方が数倍生意気だったことに気づいたそうです。その上で「その大学はこの会社の近所なんだから、直接教授に聞いてみなさいよ」となって伺いにいったら、とても優秀な学生さんらしく、その大学では評判だったそうです。それを聞いて採用に変えたという話もあります。面接ではわからないことで、実際にその大学にまで聞き行くようなこともするくらいです。
ですから、このブログでも何回も書いていますが、絶対にこれはダメなんだろうなと自分で判断しないということです。企業は優秀な人が欲しいんです。その優秀というのは30分ではわかりません。それを知るための努力も惜しまずするんです。大学のガクチカがないからダメなのではありません。高校も中学もないのがダメなんです。なければ遡ればいいことなんです。
人との関りを避けて生きることは簡単ですが・・・
基本、勉強は一人でできます。部活も普通に過ごしてくれば高校生までは、あまりに人に関らなくてもなんの問題もなく、かえってもめ事がない分、周りからはいい子いい子で育ってきます。そしてそのまま大学生になって、時間給のアルバイトをそつなくこなし、サークルでも参加したいときに参加して、大学の単位もそこそこきちんととって、長期休みは親にお金を出してもらって3週間ほど留学します。なんて絵にかいたような普通過ぎる学生です。このようになんの違和感も持たずに学生生活は送れます。しかしこういう人ほど、就活は上手く行きません。なぜなら懸命に取り組んだことがないからです。懸命に取り組むとどうしても人との関りができてきます。こういう関わってきていない分、就活が決まらなく本当に苦労します。何がいけないのかが全く分からないのです。アルバイトもやっているし、サークルもきちんと続けているし、しかも留学までしているのに、なぜ?と思います。これが本当に怖いんです。どんな仕事も人との関りは避けて通れません。人との関りが人を成長させていきます。人との比較が自分の欠点を教えてくれます。
複数回面接することは、確認作業を繰り返ししている
同じことを1回聞くのと、3回聞くのとは違います。同じ質問しても1回目は、上手に返します。しかし作り話は2回目は角度を変えて聞かれたら上手に答えられないことも多くあります。つまり、複数回面接しているという事は、うちの会社に合う人間かを同じ内容を角度を変えて確認しています。だから練習が大事なんです。
1回目、2回目と聞かれることは大きく変わりません。なぜなら聞いている人が違うからです。同じ人なら前回聞いたとなりますが、2回目は聞く人が違うから中身は全く同じではないですが、同じようになってしまいます。深堀の仕方は大きく変わります。特に聞かれやすいのは、学校が変わったり、ゼミが変わったり、と変化が起きた内容です。その理由が自分の未来に合っているのか。その未来が会社の未来と合致するのか。など理由が自分の未来と繋がっているのかが大事です。大学選びはそこまで考えるのは難しとは思いますが、3回生から4回生の時にゼミ等を変更したことや大学編入したこと、大学院を変えたことなどはとても大事です。
面接は自分の強みを感じさせることです。言うだけではいけません。感じさせることが大事なんです。そういう意味でも書面から返答まで自分は何を売り込むんだという事を意識してください。返答ができない人の多くはそういう軸がないんです。だから少し難しいことを聞かれると返せなくなります。黙るのではなく、焦るのではなく、強みを出すようにしてください。こういう時にこそ、ガクチカでの経験が活かされます。
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