人事の人がよく言うことは。
こんにちは~。内定塾大阪校です。
人事の人がよく言うセリフで
「学生は会社説明会ばかり行くけど、それも大切なことだけど、その前にすることができていない。」
です。それは何かというと
「自分のことをもっときちんと話せるようにしてほしい」とのことです。
つまり、面接に来ても自分のことが話せないんです。
もちろん、自己紹介はできますし、聞かれたことも基本答えれます。
問題は、深堀されたときに答えられない。ということです
例えば、いじめにあいました。とてもつらい思いをしました。
面接官「その原因はなんだったのかなぁ?」
学生「私がその子たちの気持ちを汲むことができず、相手にも不快な思いをさせてしまったところもあります」
面接官「では、そういう相手の気持ちを汲み取らないことは他にもありましたか?」
学生「いいえ、とくにありません」
となるわけです。つまり深堀が続かなんですね。
深堀ができている人は、その原因がどこにあるのか、わかっているんです。
例えば、幼少期に、こんな体験をして、それが本当にうれしくなって、自分のことを優先するようになった。だから、相手の気持ちよりも自分の行動が先にたつようになっていた。他にもこういうことがありました。
など話が続いてきます。
面接官は会話を楽しみたいわけではなく、その原因がわかれば改善しようがあるということです。
私の知り合いの税理士の先生が、税理士試験の勉強法は、根本原因を考えていくと、いかなる試験の変化球にも対応できるんです。試験はほとんど変化球なんです。学生時代にそれに気づいていれば・・・。ということをおっしゃっていました。
表面上の事象や事柄の学期末試験は通ります。なぜなら、学期末試験は直球だからです。
大きな試験には通用しません。それと同じです。
結果には必ず原因があります。その原因を突き詰めることが大切です。
つまりいい意味での、「因果応報」です。考える基本は「なぜ?なぜ?なぜ?」です。
その習慣がないから、1秒で答えを出したがります。1秒で出した答えは、浅はかです。
聞いてる側にはわかります。我々が話しているのは顕在意識、行動の大部分は潜在意識、つまり無意識の部分に動かせれています。
この「なぜ?なぜ?なぜ?」が10%の顕在意識を掘り下げて、20%、30%にするのです。
歴史の勉強だって、有名な、関ヶ原の合戦、西軍対東軍という事柄だけでなく、その背後にある、徳川の論理や石田三成の論理、それぞれの側の背景がわかるとそれぞれの行動が見えてきます。
我々は学生さんが繰り返し起こしていること原因は何か?を考えていきます。
しかし、学生さんがその思考を、すべて相手のせいにする場合があります。
その場合は、根本原因は見つかりません。思考がストップしてしまっています。
まずは、50対50という考えで、自分も悪いし相手もわるい。考えていきましょうね。
そしてそれをしっかり語れるようにしましょう。
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