実店舗が減っている。大丈夫?食品卸
みなさん~。こんにちは。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
ステーキハウスや、大手ラーメン屋、大手アパレルなど実店舗をどんどん閉鎖しています。理由はなんであれ、商売が成立しないから閉店しているわけです。その大きな閉胸はアマゾンなどのネット市場です。そして食品に関してはコンビニです。一人で食事するなら、ラーメン屋ではなく、コンビニで買って帰ろうとなっているわけですから、客数は減少します。そうなるとこまるのが、そこに納品している会社です。そこで今日は国分グループの話をしましょう。
国分グループは食品の卸に関しては、三菱食品、伊藤忠の関連会社についで業界3位とも言われた会社です。上場はしていません、しかし創業が何と、赤穂浪士の討ち入りくらいの年です。1712年だそうです。なんと300年以上続いている会社です。すごいです。
しかもずっと國分さんが社長を継いでいっているわけです。今の社長さんはネスレで修行していますから国際感覚は豊です。こういう会社はトップダウンしやすいので意思決定がとても速いです。ですから本当にグループのトップの責任は計り知れないくらい大きなものです。
上場していれば株主の顔色も見ますが、そうではありません。ですからこの会社のエントリーシートは毎年いい質問が多いですね。こういう会社に行って修行するのも本当にいいと思います。
300年続く会社には過去様々な大きな内部、外部含めて事件が多かったことでしょう。それを乗り越えて今があるので本当に立派です。
ただ、デメリットの大きなことは財務状況です。これは実は透明ではありません。日本で一番古い金剛組だって破産しています。財務が真っ赤かで銀行も手の施しようがないわけです。
こういう会社は明治から続いている会社に比べて創業家の問題がもうすでにクリアしてそうですよね。どこの卸も海外にどう打って出るかを考えています。もちろんこの会社も出ています。しかし日本と海外は文化が違う分どうなるかはわかりませんね。食品卸はこれからますます経営判断が大切な業界です。
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫