就活時期の形骸化

みなさん、こんにちは~。内定塾大阪校です。

今夏、経団連会長の就活時期についての取り決めを辞める話がありました。

今は政府、大学、企業の3者間での話し合い持たれていて、まだ決着はついていませんが、しばらくは現状のままで行きそうです。

しかし、やはりこの発言が大きな波紋を及ぼしています。大手企業の採用が12月でスタートしています。

その企業は去年は3月説明会スタートは守っていましたが、今年はもう始めています。もちろん表立ってはいませんが、インターン参加者にリクルーターがついて選考が進んでいます。

去年ももちろん大手企業はインターンから即面接に進んだ学生もいました。うちでも一番早い生徒で1月に大手企業(1部上場)の大手から内定をもらっていました。

しかし今年の早さは去年をしのぐ早さです。学生に声をかけるスピードが早い。いい子は本当にすぐですね。果たしてこんなに早く勧める必要があるのかは疑問です。うちの学生もこの会社で内定がとれてもまだまだ就活は続けるんで、結局後から採用された方が意識は高まり、そちらを選びそうなものですが?

しかし、この早さに影響を及ぼしたのは、経団連会長の発言でしょう。

更に、クリスマスにかけて株価が下がってきています。

株価の影響をもろに受けるのは実は、新卒学生なんです。景気がいいと採用を多くし、景気が悪化すると新卒の採用を少なくします。

いつの時代も一番左右されるのは若者です。

2020年卒は去年までと変わりないと言っても、やはり就活時期の形骸化はどんどんエスカレートしていくことでしょう。

だからこそ、学生さんが今すべきことは経験を積むことです。大きな経験はいりません。

集団面接になると学校名で委縮してしまったり、自分の経験で委縮してしまったりとありますが、まずは人の話で自信を無くすのをやめましょう。

大切なことは、どういう目的で行動し、どういう想いや感情があって、その行動の結果がどうなのかです。

行動にフューチャーしてください。ついつい結果を意識してしまいますが、大切なことは「目的」です。そしてその目的達成のための行動をし、結果が生まれたのかです。絶対に結果の大きさに左右されないでください。

だから経験=行動です。やみくもに動くのではなく、今すべきことは「目的を持って行動することです」。

周りの大人の話し合いの時期よりも自分磨きに精をあげて下さい。

明日からでも面接は可能です。という状態を作るんです。

面接で大切なことは「ありのままの自分を表現する」ことです。自分では気づいていないことや、自分では大したことないと思っていることでも表現していくと変わります。人にはいろんな、いろんな感情があります。その一つ一つに着目して表現してまいりましょう。

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