なぜ、なぜ、なぜを突き詰めよう!
みなさん~、こんにちはー、大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
結論から話すために
アンサーファーストを心がけましょう。我々は結論を最後に言うので、いつの間にか話しながら考えるという習慣が身についてます。だからなぜ、なぜ、なぜを繰り返し結論へと導きます。
志望動機などは、まず最初のしたいことを言います。そのしたいことがわからない場合は、なぜその企業を選んだのかを考えます。例えば、オリエンタルランドだとすると、
小学校の卒業、高校の卒業、と卒業イベントのたびに東京ディズニーランドに行っていた。そのたびに楽しかった思い出が残っている。→何が楽しかったのか?→みんなと楽しく過ごし、これから先お別れにはなるが、会えないわけではない。→会えないってどんな気持ち?→寂しい、でもみんな互いにいいライバルで自分らしく生きていきたい。→自分らしくってどういうこと?→自分の得意な○○を活かし、成長できる事。でも不安はある。→不安って何?→流されて妥協してしまったり、自分が自分と反対の方向に行っていまったりするかもしれない。→ではそうしないためにはどうしたらいい?→初心を忘れない。そう!ディズニーランドを思い出し。その時の自分に戻り、自分らしく生きていく!
となり、私は一人一人に特別な思い出を提供したい、その想いで御社を志望する。となるわけです。この後にその理由を話します。ここに行きつくためになぜ?なぜ?なぜ?を繰り返すわけです。これが最初の文頭に来て次に内容やら理由やらを話していきます。この一連の流れをしっかり日ごろから考えるわけです。
自分のことを語るには自分のことを知ろう!
自分のことを知るというのは、自分のことを語れることです。それは自分の行動に対する根拠などです。例えば、語学留学で語学が分かるようになりました。するとなぜ、語学ができるようになりたかったのか、を聞きます。その理由があれば、言えばいいですし。なえれば特にないですといえばいい。ただ思考を止めないことです。実は物事を考える習慣のある人は、そこをしっかり考えれます。依存の人は、そこを考えることを嫌がります。自分の都合の悪いことを極端に嫌がります。考えていくことを嫌がるんですね。その嫌なことをやらないと思考は進みません。面接官が聞きたいことは事柄ではなく、その根拠です。
日本の雇用は終身雇用だから価値観を問われるのです。
同じ学校、同じ学部出身でも会社内での成績が大きく異なります。これは学生時代に試行錯誤しながら成果を生み出した学生は、社会人になっても同じように試行錯誤し、成果を生み出します。この行動の再現性に着目した面接方法です。これがコンピテンシー面接です。この準備として学生さんは成果を生み出した行動は何なのかを考えないといけません。そのために、なぜ、なぜ、なぜを繰り返すわけです。
日本の就活は価値観を重んじます。なぜかと言うと終身雇用だからです。終身雇用というのは、入社して定年まで働くことです。これを一部の人はできてもほぼ全員に当てはめようとしています。そのためには1人の社員がいろいろな部署に行かないといけません。営業で入社して、ある年齢になって営業で思うようなパフォーマンスが挙げられなくなると、次は総務で仕事をします。総務でも自分が満足できなくなって、今度は倉庫管理に配属になります。倉庫は疲れるから、次に人事といった具合に雇用を守るために様々な部署を転々とします。さらに出向という名目で、別企業で働きます。会社の業績を上げながら、パフォーマンスの下がってきた人を別の業種で雇用し続けることが日本企業の特徴なんです。だからエキスパートとしての教育ではなく、マルチな能力を求める柔軟性が必要です。その柔軟性に必要なものは価値観なんです。
企業がリストラをするためにとある事業所を閉めます。そうするとその事業所で地域採用された人はそのまま雇用はなくなります。その地域で採用されているわけですから。本社からの管理職は総合職で入社しているので、その地域でなくても違う地域もしくは違う部署で雇用が継続されることが総合職ということです。総合職というのは、雇用の安定でもあるのです。これが日本企業の特徴です。だから日本は簡単に解雇ができないという事です。総合職はどんな職種にも対応できる職種ということなので雇用は維持されます。この何でも職種だからこそ価値観が問われるんですね。
企業は永続しなければいけません。しかし永続することはとても大変です。永続するためには従業員さんの成長がなければできません。日本の専門職で多いのがパイロットや運転士のような職種です。こういう場合は価値観よりも専門性が大事です。しかしパイロットは別として、例えば電車の運転士の場合、まず会社に就職しないとなれません。会社に就職して会社側からOKが出されて運転士になるための訓練が始まるわけです。つまり専門職ではなく、ある意味では3つくらいの総合職(車掌、駅員、運転士)として入社するわけです。そうなるとコミュニケーション能力が本当に求められます。自分がなりたい専門職と企業側が求める職種がは大きく異なるわけですね。
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫
https://www.sankei.com/premium/topics/premium-31847-t1.ht