企業が聞きたいのは、根拠です！

みなさん～、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

企業ががんばったことを聞く理由

それは、熱中して仕事に取り組めるかを知りたいわけです。一目散にがんばってきた人は懸命に働き出してもがんばるわけです。京セラの創業者稲盛先生が従業員の見分け方としておっしゃるのは、①自ら燃える自燃型。②燃えてる人に感化される他燃型。③いっこうに燃えない不燃型に分けられます。①、②が絶対条件です。①にこしたことはないですが、①の人に近づけば発火する②の人もいいです。しかし③の人は企業にとっては必要かどうかは微妙です。学生時代に燃えているものがあれば、必ず仕事でも燃えてくれるます。学生時代にそういうものがないとなかなか仕事でも燃えません。

さて、そういう燃える社員を取るために、その話を聞くのがガクチカです。採用担当者は口をそろえて、「学生は時間があるなら熱中できることをしてほしい」と言います。学生側は熱中したことを言いますが、それを別の質問でされたときに上手くその熱中したことに結び付けれません。例えば、この会社で将来したいことは何ですか？と聞かれますと、私は10年後にはこういうキャリアで20年後にはこういうキャリアでというキャリアビジョンを言ったりします。そのキャリアビジョンを言うのはいいですが、肝心のそう考えるきっかけなどを過去の経験と結びついている話をしない解けません。もちろんキャリアビジョンをきちんと言えることは素晴らしいです。ただ、その前の根拠をきちんと言えないといけません。御社の仕事を通じて～ということをしていきたいです。というのは、私はサークル活動で～という経験をして意識がこうなりました。そして、このビジョンを叶えるためにも、10年後にはこうなって、20年後にはこうなってというように考えていきたいです。と一連で話ができればいいですよね。聞かれたことだけをスイスイ答えるのではなく、自分の経験に関連付けて話ができるようになればいいですね。

いい子が欲しいのではなく、できる子がほしい！

不燃型の人の特徴は、自らを正当化しやすいところです。正当化するのはいいですし、必要です。肝心なことは疑問を持つことです。疑問を持つから考えて行動できるようになります。この疑問を持たないと次に進みません。正当化だけで終わると行動しなくなるんです。行動しない理由が先に立ちます。できる子とは考えて行動できる人です。いい子はたくさんいます。いい子は成果は出しにくいです。できる子が成果を出します。そういう意味で燃える人間が欲しいんです。多くの採用担当者が語ります。学生時代に熱中したことが大事なことだと。今からでもおそくありません。もし熱中していることがないとすると今からでも始めてください。まだまだ間に合います。

燃えるだけではいけません。多面的に考えないと伸びません。多面的に考えるというのはいろいろなことを想定できることです。そしてその想定の中から最善な方法を意思決定していくわけです。就活はいろいろなことを聞かれます。しかも同じ人が聞くわけではありません。ここがポイントで、聞く相手によって多少のとらえ方は変わります。聞く相手の主観で同じ内容の話しでも変わるんです。だからこそ、聞く相手によってどの話を伝えるかを一瞬で判断しないといけません。実は面接で大事なことはこれなんです。いい子は通り一辺倒な返ししかできません。誰が聞いても同じ内容でしか返せません。できる子はその場を判断して変更できます。場を読む判断ができるんです。

練習すべきはオーム返し

就活は聞かれたことにきちんと応えることです。その聞かれたことが分からない人が多いんです。だから話しながら返答を考えます。ズレる元はここなんですね。まずは、相手が話したことを全てオーム返しで返答する練習をしてください。一番いいのは恋人がいる場合です。そういう関係の場合は多くは、協力的です。お母さんでも構いません。友人になると少し変わりますね。やり方はいたってシンプルです。お互いの話した内容を要約せずに再現するだけです。それを繰り返してみてください。そうすると言っていることがわかってきます。大事なことは要約しないことです。語尾を変えたりはいいでしょうが、確実に2人のやりとりが再現できるようにしましょう。そうすると話している内容をきちんと把握できます。まずはその練習です。面接官は様々な学生から様々な内容を聞いています。数多くの内容から比較しているのですが、話している本人はそれはわかりません。だからこそ話す内容の善し悪しではなく、聞かれた内容に対してきちんと返答できるように準備しましょう。あくまでも決めるのは企業です。学生側がこの話はいい、悪いを決めてはいけません。学生側は自分の持っている話をすべて出し切ることを意識してください。