欲しいと思われる人財になろう
欲しい人財とは
これは伸びる人=素直な人です。多くの人が自分は素直だと思っていますが、そうではありません。私心のない心こそ素直な人です。決まらない人の多くに既読スルーをする人がいます。既読スルーする原因は「わからない」「答えが出ない」「返信するのを忘れている」などいろいろな理由があります。ただこの多くは自分都合です。相手には無視されている理由がわかりません。何かしらのリアクションをすれば相手にもわかるのですが、スルーされている場合どう仕事をすすめればいいかわからないことがあります。こういう人はほとんど決まりにくいです。うちに入塾したらまずは既読スルーを辞めさせます。さらに親への依存心が強い学生も決まりません。個人相談や説明会に親が同伴なんていうのはまだいいですが、契約する際にも親が同伴だと話は変わります。自分のことを自分で決めれない学生は本当にうまくいきにくいんです。こんなことを書くと親御さんの言い分もわかりますが、自分の書類は自分で確認することが大事です。親が来て親に見てもらって、親がハンコつく家庭も多いです。そうなると、誰の就職活動やねん、と思ってしまいます。自分で考え、行動するための決断が自分でできないんです。今自分で意思決定できない学生は、これから先も自分でできません。だから就活ではそういう決められない学生は欲しくはないんです。
親に書類を読んでもらって不備がないかを確認してもらう学生。自分で確認してから親に疑問点を聞くならいいんですが、それをしない学生は決められないので信用がおけないんです。入社式に親が賛同するなんて話もよく聞きます。これは晴れの舞台だからいいと思います。しかし決断は自分でする、相談は親にする、というスタンスをきちんとしておかないと欲しい人財にはなりません。
決めることが一番エネルギーを消費する。
就活がうまくいく学生の基本は自立ができています。自立とは自ら考え、自ら理解し、自ら行動する人です。その行動の前に自ら意思決定をしています。この決定する要素には様々なことを考えて決定します。とりあえずやってみようという決定もいいでしょう。こういう人の多くは結果に自己責任を持ちます。いろいろ思考して決定することもいいでしょうし、とりあえずもいいでしょう。決めるということは必ず結果責任がついてきます。だから自立できていくんです。一人暮らしをすれば自立ではありません。
就活は思うような結果が来ない学生の方が多いです。自分はなぜ必要とされていないのか?と疑問がわくでしょう。よく考えてみてください。自分の過去の成績を。全国大会1位や2位に食い込んだくらいの成績が何かあればいいでしょうし、世界中を回っていたりもいいでしょう。フォロワー数が数十万人いて企業とコラボしているのもいいでしょう。誰もがああああ!となるような成果があれば、へこむのもわかります。ただほとんどの人はせいぜい県大会レベルです。そんなもんなんです。だから大手企業に必要とされているかどうかよりも、これから私は伸びるんです、というアピールをしていかないといけません。その要因の一つがガクチカであり、自己PRです。過去のエピソードを話、成果を挙げた行動や思いを具体的に話し理解してもらいます。次に志望動機です。この会社を何がきっかけで志望し、この会社で何がしたいのか、話します。この中身は企業のことを知らないと話せません。自立した学生はガクチカや志望動機で面接官は何が知りたいかがわかっています。かたや依存の学生はそれがわかっていないから自分のことを言えば欲してくれると思っています。着眼点が目的の人は自立していますし、私私ばかりの人は目的が違うから欲してもらえないんです。
自立するためには失敗を自覚する。
依存学生の多くは、事実ときちんと向き合いません。なぜうまくいかないのか?ということに向き合いません。就活に限らず失敗の原因と向き合わないから、自立できて来ません。多くの失敗は自分が原因のケースが多いです。ただ口では私の責任と言いながら、本心は人の問題にすり替えていることが多いです。そういうことが積み重なって、今現在になっているんです。
思考する学生はうまくいきやすいです。なぜ、なぜ、なぜを繰り返します。我々は過去の事例や未来のことの彼らの脳の引き出しをたくさん増やしていきます。ある意味ではきっかけ作りです。そして面接でこの質問ではこの引き出しを使おう、この場面ではこの引き出しを使おうと、と応変にしていくことが学生の役割です。それに対して思考しない学生はすぐに答えを求めます。この時はこう答えないといけない、など一問一答のようなものを求めます。
まずは根拠を考える習慣をつけて3回生のうちに依存の自分から脱却していきましょう。考え方が変われば行動が変わります。行動が変われば人生が変わります。その最初の考え方ですよ。まずは人の責任にせず自己責任を追及していきましょうよ。
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