阪急電鉄。

みなさん、こんにちは~。内定塾大阪校です。

今日は阪急のお話ですが、阪急はあの超超有名な小林一三が創設した会社です。

小林一三は、慶應義塾卒業後、銀行に入行しましたが、窓際族でした。

しかしそのときも腐らず(腐っていましたが)、絶えず、自分なら自分ならという考えを持って仕事をしていました。

そこでチャンスは巡ってきます。箕面有馬電気軌道(阪急電鉄の前進)の専務に就任します。しかもこの電鉄沿線は田舎なので、実質誰も社長をやりたがりません。そこで小林一三が実質の経営者になり、沿線開拓を進めていきます。

住宅をサラリーマンでも購入できるよう、当時はまだ珍しかった割賦販売による分譲販売を行いました。

そこから阪急の快進撃がスタートします。阪急のライバルは阪神です。阪神沿線は当時のドル箱です。

阪神に追いつけ追い越せで、当時の中学生全国野球大会のちの高校野球も甲子園に奪われ、小林一三の反骨精神はどんどん芽生えていきます。

そして「西宮北口を西宮に負けない街にする」という思いのもと、西宮球場を作ったりしました。

宝塚も高級住宅地に変貌させ、無理だということをことごとく実現させて、社会を変える。それが小林一三なのです。

やはり阪急は「小林一三」の考えが今もしっかり受け継がれています。

だからこそ、西宮を住みたいまちNO1にのし上げることができたのです。

阪神には負けたくない、甲子園に勝つ!という思いを受け継いで、西宮球場の後には商業施設をつくり、駅前開発を行い、きれいな街西宮北口を作り上げたのです。

そういうバイタリティーあふれる人材が求められています。

ですから、ESでも形式ばった人はまず通過できません。阪急は某有名国立大学出身者しか入社できないなどのうわさがありますが、そんなことはありません。

某有名国立大学出身者だって、ESの1次で通過できない人は何人もいます。

きちんと内容を吟味しています。

そういう意味でも、いい人財が欲しい。伸びる社員が欲しい。社風に合った社員が欲しいと真剣に採用を決めています。

企業選びで大切なことは「社風」です。

その会社の社風が合っているか合っていないか、それはとても大切です。

だから某有名国立大学の人でも社風に合わないと書面の段階でチェックされるのです。

企業研究を怠らず、創業者がどういう人だったのか?

それを把握することは大切ですね。

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