聞かれていることにきちんと答える
みなさん~、こんにちはー、大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
学生さんが多いのは、聞かれたことに曖昧にこたえることです。
大切なことはわかりやすく伝えることです。例えば
周囲を巻き込んだことことを教えてください。
学生 「アルバイトで近畿圏売り上げ1位を獲得したことです。」
面接官「どういうことですか?」
学生 「それまで低迷していた店舗でしたが、みんなで協力して一つでも順位を上げようと盛り上がった結果1位になれました」
面接官「すごいですね。詳しく教えてくれますか」
わずかここまでの単純な話の場合、このやりとりが無駄ですよね。つまり相手(面接官)に主導権があります。このやりとりを一つにすると
学生 「アルバイトで、売上が低迷していた店舗を、スタッフで団結して近畿圏店舗数100店舗の中88位から1位になれたことです。」
と話すことで、聞きたい気持ちになります。巻き込んだ話を具体的に聞きたいし、どう変化したのかを聞きたいわけです。学生さんはきちんと聞きたいと思わせるような言い方をしないといけません。
淡々と聞かれたことを答えるのではなく、相手がさらに聞きたくなるように数値や変化を言うことで尋ね方は変わります。用意している話であればなおさらです。
以前うちの学生さんで、留学の話をしたくても相手が深く聞いてくれないから話せませんでした、ということがありました。話せませんでしたでは、聞きたくなるように促さないといけません。
面接のタブーで聞かれていないことを話すことです。これは絶対にやってはいけません。しかしきちんと数値をおりまぜ、抑揚をつけて話すことで聞きたくなるかは変わります。
面接官に聞かれたことのみを答えているようでは採用されません。相手は何を知りたいのかを考えながら話をしてください。学生さんで大事なことは背伸びしないことです。マナーや礼儀は大事ですが、学生さんらしさが一番大切です。マナーや礼儀を重んじすぎて小さくまとまらないようにしましょう。
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫