市場を作る。サントリー。
みなさん、こんにちは~。内定塾大阪校です。
メーカーに必要な人財ってどういう人でしょう。
メーカーの仕事って?と思いますよね。
これはあくまでも私の考えですが、メーカーの仕事の究極は「市場作り」ではないでしょうか?
爆発的ヒットは賛否両論あります。アサヒビールだっていまだに、ドライビールの呪縛から解放されない。
爆発的な商品を作ると、その商品におんぶにだっことなってしまうことはどのメーカーだってあります。
しかし、やはり売れなければいけません。
そこで、サントリーのハイボールについて注目したいですね。
サントリーウィスキーがどんどん下降線をとどっていく、その原因を追究し、改良を重ねる。そして若者受けする飲み方が、ジョッキでビール感覚で飲むという飲み方です。
最初は上手くいきません。そのような飲み方は社内でも反対されます。ハイボールは昔やっていたんですもの。それが失敗に終わっているんですね。だから反対されるのも当たり前です。
しかしそこでもめげずにこの飲み方に工夫を凝らし、改良に改良を重ねていく。
ある店舗を火付け役として、そこに集中的にセミナーや提案をして、徐々に注文数が増えてくる。
CMにも妥協せずに、自ら様々な提案をしてCMを作成していく。
さらに、ドラマ、時代の健康ブームに後押しもされて、ハイボール市場が復活したのです。
簡単に書きましたが、すべてどこかであきらめてしまってもいいようなことですよね。
しかし担当者はあきらめなかった。小さな光を絶えず絶えず見ながら、その光に頼っていった。
想いは「必ずいける」という確信ですよね。
ちなみにサントリーの2019年新卒採用のところを見てみてください。詳しく書いています。
サントリー、ハイボール復活プロジェクト↓
https://www.suntory.co.jp/recruit/fresh/development/kakuhigh.html
あきらめない、やり抜く力、想像力、そして運。
やはり、市場を作るなんていうことは並大抵のことではありません。しかも、昔あった市場を復活させるなんて本当にすごいです。
メーカーで働く醍醐味って、絶対これですよね。
今やどこに行っても、ハイボールですからね。本当にすごいとしか言いようがありません。
そして次は世界にハイボールという文化を浸透させたいとのことです。
メーカーはまずヒット商品がなければ成り立ちません。
しかも一つだけなら必ずブームが過ぎれば終わります。
それを定期的にほどよく、ヒット商品を継続しなければいけないのです。
そのために、みんなあきらめず、くじけず、笑顔で頑張っているんですね。
ハイボールブームの陰で、いろいろなウィスキーの飲み方や売り方が消えていったのでしょうね。
そういうものの積み重ねがデータとなり、ハイボールに繋げれたと思います。
そういう意味でもメーカーには、チームワーク力と先人を慮る気持ちがたいせつですね。
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