親会社と子会社

みなさん~、こんにちはー、大阪の就活塾、内定コーチング関西校です

親会社と子会社のどちらに就職するのがいいでしょうか?

もちろん親という人が多いでしょうが、子会社というのはある意味で動きやすいことも事実あります。資本関係や人事関係(取締役)は親会社が握りますが、営業スタイルはある程度会社の裁量になります。ただ大きな金額を動かすとなるとどうしても親会社の決済というよりも親会社から出向している取締役の決済は必要です。そういう不自由さもありますが、ある意味今まではお山の大将的な社長だった人の独断がなくなり、親会社の顔色をうかがう分独裁的な経営はなくなります。だから従業員が自分の判断で動きやすくなります。

しかし子会社というのは、基本的にM&Aで成り立っているので実は販売もされやすいということです。本体に悪影響を及ぼされるとすぐに売り飛ばされます。売り飛ばされるという事はまた取締役が変わるのです。そうなると経営方針も変わります。自由な面も大きいですが、売り飛ばされる危険性も高いんですね。だから例えば、うちは関西電力の子会社ですから、何て言ってもいつ売り飛ばされるかわかりません。それが子会社の実体です。

さらに子会社の場合は役員や社長が親会社からの出向です。商社の場合はたくさんの関連会社を持っていますが、その場合と普通の子会社はやや意味合いが異なります。一般的な子会社は親会社に迷惑がかからないように、親会社の意向にそってなので、出向役員や社長のやる気が違います。何とか定年までと考えている役員も多いのです。

だから学生さんはその会社は子会社ならばどこの子会社かをよく見極めてください。商社や旧財閥系と、新興企業の子会社では子会社のやる気が違います。前者は猛進しますが、後者は親会社の補填的な役割かもしれません。もっと言えば社長の道楽子会社だってあります。企業選びは本当にむつかしいですね。

≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫

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