就活で企業が好む話は?

みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

地域や人、仲間との交流を通して成果を挙げる話や、人のお役に立っている話

企業が好む話は、一人ではなくどう多くの人と交流し、成果を挙げていったかという話と純粋に人のお役に立った話です。

ガクチカであまり好まれないのは、受験の話や、資格の話です。これが一人ではなく、どう人を巻き込んで作り上げれば問題はありません。試行錯誤して成果を挙げることを好みます。

例えば、腕立て伏せを自分が100回できるようになるよりも、できない人を10人で10回する方が100倍大変です。仕事はチームです。どうやってそのチームを巻き込んでいくかを実践していかなければいけません。

ある島での話

うちの学生さんで、研究のため南の島に行ったが、その島は過去研究者に散々荒らされて、島民は研究者に対してとても強い嫌悪感を抱いていました。だからまずは、自身の研究よりもその島民たちとどういった関係を構築していくかを優先し、関係改善に努めました。その結果、島民との交流や小学生の学習支援にもつながり、よりよい研究成果を生み出せるようになりました。というような話です。人をどう巻き込んで成果を挙げるかです。成果を挙げるためには一人ではできません。そこに人を必ず介しているのです。そこをきちんと考えれるかどうかです。

上記の話は研究という名目では島民の存在はあまり関係ありません。つまり個人に焦点を当てれば、研究する上での苦労、例えば、知識や設備のなさなどをあげて、そしてそこを個人の力、あきらめない力で乗り切ったというような内容にしてしまいがちです。そうなれば個人だけ

の問題です。上の話のポイントはどうやって嫌悪感を持っていた島民を巻き込んで研究できたかを具体的に言えるようにすることです。企業が欲しいのは結果を生み出す行動をどうとったかです。

研究成果はあくまでもその研究者の成果です。だから個人の成果で個人で生み出す行動を書きがちですが、それは企業側は喜びません。仕事はチームです。どうやって人を巻き込んで成果を出したかを考えてください。

巻き込む行動をしている人は巻き込み方を知っています。

人を自然と巻き込んで成果を挙げている人は、巻き込み方を知っています。それは①必ず楽しんでやっている。②人に対して援助が先、ということです。

①は当然なんです。しんどい顔をしている人のところに人は集まりません。しんどい中でも光を見出し、楽しんでやっている人にところに人は集まります。つまり光を放っている人の所に人は集まるのです。②がとても重要です。援助が先なんです。しかもこの援助に下心が見えたらだめです。巻き込めない人は、この下心が見えてしまうのです。つまり下心とは、援助してんだから、お返しせぇーよ、とか援助している自分に酔いしれているとかです。つまり、援助とは純粋に相手のお役に立つことなのですが、この下心は純粋に自分のためになっています。矢印が自分の方に向いているのです。純粋に相手に向かないといけません。この純粋に人のために援助し、お役に立とうとする行動こそが、人が共感し、その人を信用することになるのです。だから巻き込む人が共通しているのは、人のお役に純粋にたつことの重要性です。

少し話が違いますが、お笑い芸人さんが、東京と大阪では笑わすのがしんどいのは大阪だそうです。なぜなら、大阪のお客さんは笑わせてみろ、で東京のお客さんは笑いに来ている。お客様の意識が違うんです。巻き込まれる側も巻き込まれようと意識しない限りなかなか巻き込まれないのです。その意識させることこそが援助が先だというわけです。巻き込むためには一体感を生み出さない限り、巻き込めない、それが先の援助なんです。だからこいつのために、と前向きにとらえてくれるようになるのです。

焼き鳥200本売った話

学生時代頑張った話に焼き鳥を1日に300本売った話です。4年間で1本150円で30000円かい!と思うでしょうが、結果はそうです。しかしこの話をは当時のファミマのスタッフをどう巻き込んだかの話になるのです。当時のこの店のファミマは店は汚く、売上も悪い、従業員のやる気もないそういうお店でした。うちの学生さんは居酒屋でアルバイトリーダーをしていました。そして友人の頼みでこの店に急遽入るようになりました。というような話です。そこから従業員を巻き込んで、その地域のファミマのレコード記録を作って、店の雰囲気を変えていった話です。細かいことは書きませんが、その過程が本当に大変です。いつ潰れるかわからないようなお店だったのですから。

アルバイトリーダーをしていた居酒屋よりも大変だったわけです。結果はわずか30000円ですが、そこに至るまでに様々なバトルがあったわけです。そこを乗り越えて1日のレコードを達成するわけです。新人のスタッフがです。

よくこういうことがわからない人は、当日の売り方ばかりに目を奪われがちです。売り方をどうした、とかばかり書こうとしますが、仕事は段取り8割です。どれだけ準備に苦労したかを書かないといけません。このお店はやる気のない人たちばかりのお店です。その中でモチベーションを上げ、店長を説得し、無理に売らせる大変さです。そしてこれを機にスタッフがイベントの重要さをわかってくれた的な話です。結果ではなく過程が重要なのです。

教育実習での話

ある地方国立大学の学生さんの地方の高校への教育実習に話です。その高校は偏差値30後半の高校です。名前を書けば合格できるような、定員割れしている公立高校です。この高校は授業中、外に出ていくような子も何人かいる学校です。彼はまず掃除を徹底し、彼らに声かけをし続けました。優しく笑顔で、テレビドラマにもでてきそうなやり方です。彼は誰よりも早く教室に行き、毎日掃除します。土曜日も掃除だけしにいきました。そうすると翌週に彼が授業することになるとその子たちは教室をでていきません。そのまま授業を受けているのです。先生たちも驚いていました。上級生からも授業の依頼を受けたそうです。簡単にかけばこういう事ですが、これも実はそこまでの過程は掃除や早く行ったり、声かけだけではありません。もっともっとその行動があるんです。その過程があるんです。これも生徒に対する純粋なる援助なんです。地方の子供は純粋です。いいものはいいと、きちんと素早く判断してくれます。だからわずか1週間で心を開いて、2週目から授業を受けてくれるようになるわけです。

留学の話が受けにくいわけ

留学したという実績は高いものです。本当にすごいことです。しかしオーストラリアに留学したほとんどの学生さんは、職を探すのに苦労したという話ばかりです。日本みたいな求人媒体があるわけではありません。だから直接企業にオファーします。何十社と断られてメンタルが鍛えられました。となるわけです。この話をしている人のほとんどは上手くいきません。これはあくまでも求人の大変さです。ここの変化をつけて、断られたからこう変えてと話します。これでもダメです。大切なことは、この苦労した職場でどういう経験をしたのかです。苦労した職場での仕事の経験が大事です。仲間とどういう結果を生み出したのかを考えます。留学していても、話す内容は、日本と同じような、サークルや職場、学業などの話にしないといけません。仕事を見つける大変は日本でも同じです。大事なことは集団でどういう経験をしていたかです。

留学先のホストファミリーとの関係改善などは、企業は好みません。現地の人とどう交流して何を成し遂げたかです。せっかく主体的に動けるようになっても、帰ってきて能動的に戻っていたらいけません。その主体的に動けるようになってどうなったのかです。そしてそれを使って日本でどう変わったのかを考えてみてください。つまりオーストラリアで職を主体的に探し得た経験から、日本に帰ってきて、こうなりました、というような変化を伝えることも好まれます。

語学勉強だけの留学話は好まれません。理由は語学を学びに行っているわけです。その語学をどう利用して成長しているのかを聞きたいわけです。それをどうこの会社で活かせるのかを一番知りたいわけです。留学先でパラダイムシフトを転換して成果を挙げたような話がないならば(例、アルバイト先を探したような話なら)、その経験を日本でどの様に活かしたかを考えるべきです。日本では消極的だった自分が、オーストラリアから帰ってきてからは、~になり成果を上げれるようになったなどです。

みなさんが思っている以上に日本の企業は閉鎖的です。日本文化が根付いています。だからこそ、パラダイムシフトを転換し成果をあげれるようなことを実践してください。まだまだ時間はあります。何もしなければ結果はでません。今この時しか行動する機会はありません。コロナのせいでできません。緊急事態宣言のためにできませんでは、海外に行っていた意味がありません。この緊急事態宣言中にでもできることをしていきましょう。

就活で決まらない人はみんな同じです。やらない人です。理由をつけてやらない人です。

上手く行く人は、どんな環境下でも行動できる人です。行動こそ成果に繋がります。この行動は制限を破ることではなく、制限下の中でやれることを工夫してすることです。これがパラダイムシフトです。

人に巻き込まれるや巻き込んだやの話をするときにどちらにせよ、主体的に行動することが大事です。巻き込まれる側も主体的に行動しているから巻き込まれるのです。巻き込んだ人がすごいのではなく、巻き込まれた側も、意識的に行動しているからこそ共感できるのです。巻き込んだ経験がなくても巻き込まれた自分をよく思い出してその時の意識を話ししてみましょう!巻き込む側も巻き込まれる側も両方とも主体的に動いていないとできません。

≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫

https://www.sankei.com/premium/topics/premium-31847-t1.ht

 

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