企業さんへグループディスカッション変えません?

みなさん〜、こんにちはー、大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

グループディスカッションってどうなの?

グループデスカッションは正直言って企業側のエゴですね。そこでの発言内容や気配り、根拠も大事です。しかし一番の問題点は、お題を当日に決めることです。私が提案したいのは、「お題を予め決めておく」ことです。そうすることで準備ができます。仕事をする上では、とっさのこともありますがほとんどが準備してプレゼンに入ります。会議にしてもそうです。当日議題を言われた会議は長くなりがちです。事前にどれだけ準備をさすかがデスカッションの優劣が分かりやすくなります。どの人も得意分野不得意分野があります。多くのグループデスカッションは、ありきたりのお題です。しかし事前準備にすることで企業が目的としている話を調べてくれます。当日お題のデスカッションはその場しのぎ感があります。準備にさえ時間をかければ話が苦手な人でも自分のペースや得意分野に時間を費やせる分自分の良さが出ます。とある企業は事前にお題を言ってくれたので上手く準備ができ、準備していない学生さんとの差別化もでき、話が進んでも上手く自分の分野に話を切り返したりできました。グループデスカッションでも話ができずに終わる学生さんも多いです。話せない学生さんが悪いのではなく、話せない空気感が問題です。私はよくP&Gを引き合いに出します。あそこの社員さんは臆せずどんどん発言します。それは発言しやすい社風なんです。最初からどんどん発言できるわけではありません。そういう社風だから積極的に話せる雰囲気をきちんとつくってあげて発言することに肯定しているのです。だから徐々に社長だろうが役員だろうが臆せず話せるようになるのです。それに引き換えGDは知らないメンバーと知らない場所でわからないお題で話さないといけません。それってよくよく考えても社員さんでも無理ですよね。取引先企業がGDも一つの選考基準です、となったら果たして企業側は納得してプレゼン準備できますでしょうか?フェルミ推定は大事だと思います。日本全国の郵便ポストの数を議論するならその根拠は大事です。でもこのお題だって事前に調べさせすことで根拠が明確になります。フェルミ推定でもなく、環境問題の議題を語れと言ってもそれは単なる人事から採用基準のこぎつけに他なりません。採用基準で大事なことは入社した学生が「伸びるか伸びない」かです。伸びる学生をいかに採用するかです。話せる学生が伸びる学生ではありません。素直な学生が伸びる学生です。そう考えるとグループワークはそれぞれの強みを見れますが、デスカッションは悪い方向に行けば論破になります。実際ある企業では勝ち上がり式のグループデスカッションをしている企業もあります。これはこれでほしい人財が明確なのでいいと思います。

総合職という限界

総合職は何でも屋です。この総合職のメリットは雇用の維持です。政府もこのおかげで失業率も下がり、有効求人倍率も上がります。配置転換で雇用は継続されるのですから。この終身雇用が日本の強みを下げています。電気自動車という考えもなぜか日産やトヨタが主流です。電気自動車はコンピューター技術です。もう自動車産業ではありません。そう考えるとテスラのような別の産業が出てきてもおかしくないですが、出てこないのが日本という国の問題です。規制なのか。発想力なのかはわかりませんが、そういう閉鎖的なものならばそれは総合職という職が安定思考を生み、発想力を鈍らせます。

それは今回のコロナの問題も同様です。厚生労働省の大宴会などはありえないことです。もっと大胆に規制を緩和し、医療体制を厚生労働省主導で組み換えできたならば、いろいろと変わることでしょう。厚生労働省は総合職ではありませんが、民間の発想力の低下が役人のモラルの低下につながります。そういう意味でも総合職という護送船団方式のような雇用形態こそが日本企業の弱さになっています。最近は専門職採用の企業が増えています。そういう企業は勢いを感じます。雇用の維持は従業員自身の能力で進むことではじめて企業の力は増していきます。

時価総額ランキングでも日本企業はベスト20にも入らない

日本企業が強いという幻想は捨てることが大事です。過去びとらわれてはいけません。日本の中では1位トヨタ、2位ソフトバンクグループ、3位ソニーです。しかしトヨタは世界で見ると40位くらい、サムスンの韓国で16位です。そう考えるといかに日本企業が弱くなっているかです。国別で言うと1位アメリカを60とすると2位の中国13、4位の日本はわずか4です。本当に強い経済を取り戻さない限り、13億人の中国に飲まれてしまいます。このブログを読んいる学生さんにもお願いしたいことがあります。学生さんが考える就活にそぐわない企業にはいくべきではありません。一部の企業で、グループディスカッションで論破させあう企業もあるわけです。力でねじ伏せるよりも、論理でねじ伏せられた方が恨むは倍増します。共に働こうという仲間同士を最初の振るいで恨みを買わせます。目的目標に対して議論はいいですが、勝ち上がり方式の論破なんて恨みしか買いません。

これからの日本企業のことを考える、学生さんこそが魅力ある人が多くいる企業に行くべきです。そうすることで変な企業は衰退していきますよ!

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