就活でどう印象付けする?
みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
ファンドは乗っ取り屋ではありません
UFJが新たなファンドを作ります。ファンドとは投資家からお金を集めてそれを未来ある企業に投資して成長させます。そしてIPO(新規株式公開)させて儲けたり、M&Aさせて利益をとったりします。なんせ伸びる会社を見つけて投資して成長させ、売り飛ばして儲けます。これが悪いことではありません。成長させるという事は社会に必要だから成長するのです。有名なところで言うと、ソフトバンク・ビジョン・ファンドですね。若い新しい企業が成長することはとてもいいことです。そういう新興企業にはバイタリティーが必要です。さらにいき詰まった会社を買い取り再生させ、また売却することもします。経営者というのは発想は豊かで時代の波にも乗って成長します。しかし成長している時はいいのですが、その成長は必ず鈍化します。この時に経営者の資質が分かれ、そのまま企業がゆっくり成長していく形がとれるのか、衰退してしまうのかにわかれます。その別れ時にファンドが手を指し伸ばし再生させたのち新たな買い手を探します。こういう再生させる企業の多くは従業員の力を引き出します。モノ言う株主は悪だという発想は昔の話ですね。
ほめて伸ばす?攻めて伸ばす?
個人の力量を伸ばすのに、今主流なのはほめることです。オリンピックのメダリストでほめて伸ばされた人はどれだけいるでしょうか?自己承認は必要です。そのためのアシストも必要です。そういう意味では褒めるというよりも、認めてあげることは大切です。多くのメダリストは自分に圧をかけ、コーチから叱咤され、別のコーチから励まされ、そしてまた叱咤され、そして承認され、結果を生み、さらに過酷に叱咤され、励まされ、認められを繰り返してメダリストになっていきます。別に我々はメダリストを作るわけではないのですが、精神的に不安定な人たちがビジネスという荒波の中で成果を生み出せるのか疑問になることがあります。我々が気にするのは一部の学生さんです。そういう学生さんは周りの人との接触が少ないのです。だから少しずつ自分に負荷をかけていきましょう。無理をするくらいでちょうど人は成長します。我々は特に生徒さんに圧をかけることはありませんし、無理をさせることはありません。ただ大事なことは認めることです。ほめることではなく、その人の行動や存在を認めることこそその人を成長させる一番の方法ですね。
善い人が多く働く会社で働きたい
善い人が多い会社は、善い人をきちんと採用しています。社長や役員複数の方で面接しその人の人柄を雑談を交えながら行います。そして全員一致で採用を決めます。だから善い人が採用されていくわけです。そういう人がどんどん増えていき善い人が集まる会社になります。つまり善い人が集まる会社はそういう社風なんです。そういう社風に合う人を全力で採用するから善い人が集まる会社になるわけです。うちの学生さんでも、この会社の社風は私に合う、と思い3回生のうちにそこに絞り込み採用された学生さんがいます。運命的な出会いです。他の企業は全部だめでも、そこの会社だけはすぐに内定がもらえました。これが就活です。合う企業には本当に今までのことが嘘のように引き寄せられて。あっというまに内定をもらえます。
善い人が集まる会社で働きたいならまずは自分が善い人にならなければいけません。そういう人は人に対して懸命に尽くし、物事に対して懸命にします。派遣のアルバイトをしていた学生さんで、ある単純作業が上手にできずに困っていました。派遣なので仲間に聞くこともできず、家でその仕事の模型を造り練習しました。そのかいあってコツがわかり作業スピードが上がりました。しかし今度は人の目が怖くなったそうです。そこで目を一切見ずに作業をするようにしました。しかし作業中は目を合わせないので心の中で、ありがとうございます、と言いながら笑顔だけは絶やさないように心がけました。これだけのエピソードなら、善い人だぁ~とか思われます。そしてこの話で面接官は面接官なりの人物像のイメージが出来上がります。次に別の話をします、そしてこの人はどんくさいけど懸命で善い人だ、ということがどんどん確証できていきます。うちの会社に合う合わないかの判断になります。みなさんは一つのエピソードでいい悪いを判断しますが、そのエピソードはきっかけです。その話で自分をどのような人物かを印象付けします。そしてそういう人物像をどんどん確証させていくことが大事です。面接は質疑応答の場ではありません。自分という人間をいかに印象付けし、その通りだと確証させていくことです。善い人と思わせたいなら、どういう風に印象付けしていくかをしっかり考えてみてください。
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫